MEIZUがポーランドのワルシャワでMeizu PRO 7-S/Meizu M6s/Meizu M6を発表しました。
中国ではMeizu PRO 7-Sは2017年7月、Meizu M6sは2018年1月、Meizu M6は2017年9月に発表されています。
Meizu PRO 7-Sのスペックは、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6.0、5.2インチのFHD(1920×1080)ディスプレイ、SoCはMediaTek Helio P25(MT6757CD)、GPUはARM Mali-T880 MP2、リアカメラが1200万画素+1200万画素のデュアルカメラ(SONY IMX386)、フロントカメラが1600万画素、RAM 4GB+内蔵ストレージ 64GBの1種類、バッテリーの容量が3000mAhです。カラー展開はブラック、ゴールド、レッドの3色。
価格は1,399PLN(ズウォティ)で約41,500円で販売されます。
Meizu M6sのスペックは、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6.2、5.7インチHD+(1440 x 720)ディスプレイ、SoCはSAMSUNG Exynos 5 Series 7872、GPUはARM Mali-G71 MP1、リアカメラが1600万画素、フロントカメラが800万画素、RAM 3GB(LPDDR3) + 内蔵ストレージ 32GB / 64GBの2モデル展開、バッテリーの容量が3000mAhです。カラー展開はブラック、ゴールド、シルバー、ブルーの4色。
価格は849PLNで約25,000円で販売されます。
Meizu M6のスペックは、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6.0、5.2インチのHD(1280×720)ディスプレイ、SoCはMediaTek MT6750、GPUはARM Mali-T860 MP2、リアカメラが1300万画素、フロントカメラが800万画素、RAM 2GB/3GB+内蔵ストレージ 16GB/32GBの2種類、バッテリーの容量が3070mAhです。カラー展開はブラック、ゴールド、シルバー、ブルーの4色。
価格は499PLN(約15,000円)と、569PLN(約17,000円)で販売されます。
販売は携帯電話の販売を行っているMaxcom社が専売で行うようです。MEIZUとMaxcom社は12ヶ月間で100,000PLN(約295万6233円)以上売り上げることを目標としているようで、本格的に中国国外への進出に乗り出したと見ても良いでしょう。最近ではXiaomiがイタリアの直営店を設置したり、中国メーカーが国外、それも欧州へ進出する動きが見えます。
Xiaomiの優位点は誰でもカスタムROMを導入できること、Xiaomiが開発提供しているMIUIのアップデートが早いことが挙げられます。一方でMEIZUの優位点は今までのグローバル市場での販売実績を見ると全くと言っていいほどありません。となるとFlyme OSのアップデートを早める、そしてMEIZUが一番疎かにしているAndroid OSとセキュリティパッチのアップデートを迅速に行うことが中国国外での成功につながると思います。個人的にはアプリドロワーを採用すると多くの人に受け入れられるのではないかと思っており、通常のAOSPに搭載されているものを維持しながらFlyme OSの独自色を出していくといいと思います。
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