先日TENAA(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過した未発表型番の「M811Q」のスペックが公開されました。「M811」は型番規則から魅藍6(Meizu M6)の後継機モデルとなる魅藍7(Meizu M7)だと考えています。
認証は魅族ブランドではなく魅藍ブランドで認証を取得しています。
TENAAによって公開された「M811」のスペックは、18:9のアスペクト比の5.7インチのHD+(1440x720)のTFTディスプレイ、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme OS、CPUの最大クロック数が1.5GHzのオクタコア構成、RAM容量は2GB/3GB/4GBの3種類、内蔵ストレージの容量は16GB/32GB/64GBの3種類、外部SDカードに対応(128GB)、リアカメラは1200万画素+200万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは800万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は3230mAhです。サイズは152.3 x 73 x 8.4 mmで、重さは150gです。カラーバリエーションはゴールド/ブラック/レッド/ブルーの4色展開です。
SoCの型番は公開されていませんが従来機となるMeizu M6にはMediaTek MT6750が搭載されてTENAAでは1.5GHzと書かれていますので、後継機モデルとなる「M811」も引き続きMediaTek MT6750を搭載するようです。MEIZUがMT6750を採用したのは2016年の魅藍3(Meizu M3)が最初なので、2年程同じものを使用していることになります。簡単に言えば進化が見受けられません。更にAndroid 7.0 Nougatを採用するようですが、もう多数のメーカーがAndroid 8.0 Oreoを搭載したスマートフォンをリリースしているのでかなり遅れていることになります。
発表会は2018年5月が濃厚で、価格は599元(約10,000円)から799元(約14,000円)の低価格でリリースされます。
1000元未満(約17.000円)のデュアルカメラスマートフォンはまだまだ数が多くないので、画像のクオリティ次第ではHUAWEIやhonorを脅かす存在になるでしょう。
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