先日発表されたXiaomi初のフォルダブル製品のXiaomi Mi MIX FOLD(小米MIX FOLD)のパネルがTCLのパネル製造会社のCSOT(華星光電)製であることが明らかになりました。
Xiaomiは発表会にてXiaomi Mi MIX FOLDのディスプレイのベイヤー配列を公開しており、その特徴的な配列からTCL CSOT製と特定しているメディアも少なくないですが、せっかくなので違った方向から攻めたいと思います。
XiaomiとTCL CSOTの繋がりは専門知識がないのでいつからか不明ですが、TCL CSOTはXiaomi Mi 10 Ultra(小米10 至尊紀念版)の発表後に独占的にパネルを供給したと微博に投稿した実績があり、Xiaomiは高性能な製品においても同社製のパネルを使用した経験があります。
そのXiaomi Mi 10 Ultraのログを見るとパネルは平文ではなく特殊な記載方法が採用されていますが、この製品はTCL CSOT製のパネルを使用しているため“42”の記載はTCL CSOTを意味するとわかります(ちなみに、37はCTC 深超光電、38はSDC、41はVisionox、43はJDI)。
“42”がTCL CSOTを意味していると理解した上でXiaomi Mi MIX FOLDのログを見ると、メインディスプレイ(prim)とサブディスプレイ(sec)ともに“42”が記載されているため、Xiaomi Mi MIX FOLDはTCL CSOT製のパネルを使用しているとわかります。
ちなみに、Xiaomi Mi MIX FOLDのディスプレイは、メインが60Hz 8.01インチ 2K+(2480x1860)フレキシブルOLED / HDR10+、Dolby Vision、サブが90Hz 6.25インチ (2520x820) AMOLED / HDR10+、Dolby Visionとなっています。
価格はRAM 12GB+内蔵ストレージ 256GBモデルが9999元(約169,000円)、12GB+512GBモデルが10999元(約186,000円)、16GB+512GBモデルが12999元(約220,000円)に設定されています。