Exynos 2200搭載のXclipse 920 GPU、3WGP 6CU構成を採用

Exynos 2200搭載のXclipse 920 GPU、3WGP 6CU構成を採用

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Exynos 2200を搭載したGalaxy S22 UltraがGeekbench 5 Computeに登場したため、AMD RDNA 2に基づくXclipse 920 GPUの仕様が明らかになりました。

 

欧州市場向けのGalaxy S22 Ultra(SM-S908B)はExynos 2200を搭載し、OpenCL APIでの性能は9,143点、Vulkan APIは9,029点でした。Snapdragon 8 Gen 1はOpenCL APIは6,095点、Vulkan APIは7,142点なのでGeekbench 5 ComputeではExynos 2200が優れています。

 

Xclipse 920の周波数が記載されており、MaliやAdrenoでは何を参照したのか不明な数値が記載されますが、参考にAMD Ryzen 3 3200Uを見ると仕様どおりに1200MHzと記載されているので、Exynos 2200のXclipse 920(GFX1040)は555MHzで間違いなさそうです。ただ、目標とする周波数は1250MHzなので、CPUの発熱とGPUの発熱を勘案した結果、当初の半分の555MHzになったのでしょう。

 

GPUの総数は3WGP 6CUで、WGP(Work Group Processor)は2つのCU(Compute Unit)をひとつとして扱うAMD特有のものです。この“特有”もXclipse 920がAMD RDNA 2に基づいて開発されたと強く感じられ、Exynos SoCが新たな段階に進んだと認識できます。

 

 

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