Meizu 17とMeizu 17 Proのフルパッケージのファームウェアをダウンロードが行える専用ページが削除されたことについて、ReaMEIZUではAndroid 11ベースのFlyme OSがリリースされたからではないかと予想しましたが、それは誤りであることがMEIZUのエンジニアによって明らかになりました。
MEIZU社区(Meizu BBS)の著名なMEIZUエンジニアの0恩恩0氏は、あるスレッドで「Closed Beta版のAndroid 11に対してバグが有るのは当たり前だと思うので何の問題もありません。しかし、私はすでに公開しているStable版に戻したいと思いますが可能ですか?」の問いかけに対し「Android 10ベースのFlyme 8.2.0.0Aは他にもいくつかの問題があったために一時的に公開をやめており、Closed Beta版が配信されたから取りやめたものではありません。また、公式サイトで昔のファームウェアが公開されたとしても、Androidは手動でのダウングレードには対応していません。」と回答しました。
つまり、Flyme 8.2.0.0Aの公開をやめたのはAndroid 11ベースのFlyme OSが配信されたからではなく、Flyme 8.2.0.0A自体に様々なバグが有ったからということになります。また、一度でもAndroid 11ベースのFlyme OSを適用させるとAndroid 10ベースのFlyme OSにダウングレードする方法がないので、その点にも注意が必要であることも暗に表現しています。一部のMEIZUファンを名乗るコミュニティでは通常は配布していないファームウェアのURLを共有し多くの人が適用することが可能になっていますが、今回のAndroid 11ベースのFlyme OSの件はMEIZUの知らないところで様々な困難が発生するでしょう。私は彼らのコミュニティとは仲良くしていないのでここで何を言っても無駄ですが、今回のAndroid 11アップデートは今まで以上に自己責任となりますので注意して欲しいと思います。