クローズドベータテストファームウェアとして配信しているFlyme 7.9.4.20 dailyを搭載したMeizu 16thにて画面が暗くなったときのちらつきが軽減されるDC調光の機能が採用されていることがわかりました。
DC調光と対になる言葉にはPWM調光があり、PWM調光では画面が暗くなるとちらつきが発生しますが、DC調光を採用するとちらつきが大幅に軽減され、疲れ目対策として注目を浴びています。多くの企業がこのDC調光を採用すると言った旨の発言をしており、Meizuも採用を考えている状態で、以前にはシステムエンジニアの洪漢生(Hong Hangsheng)氏がMeizu 16th PlusにDC調光を採用した場合と、引き続きPWM調光を採用している場合でどの様な変化があるかというテスト動画を公開していました。
それから約1ヶ月経ったFlyme 7.9.4.20 dailyよりDC調光の機能が開発者向けオプション内に配置され、使用することが可能になりました。今回この機能があることが公開されたのはMeizu 16thのみで、Meizu 16th PlusやMeizu 16 Xに採用されているかどうかは不明です。
更にこの機能は開発者向けオプション内に配置されている上、クローズドベータテストファームウェアにしか搭載されていないので、まだまだ実験的であることがわかります。一般のユーザーが使えるようになるにはもう少しかかるでしょう。
残念な点として国際市場向けのMeizu 16thは2018年12月より更新が停止されており、この機能を有したファームウェアが配信されるのか不明です。開発者による国際市場軽視の発言もありましたので、国際版には一生降ってこない可能性も否めません。なので、DC調光を有効にして目を守りたい場合は中国版のファームウェアをインストールする他無い可能性があります。