Qualcommが先日発表した、Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platform、Qualcomm Snapdragon 765 5G Mobile Platform、Qualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformは、存在が明らかになっていたAndroid Identity Credential APIをサポートすることが明らかになりました。
Android Identity Credential APIは身分証明書を保存するためのセキュアなフレームワークで、今年はじめにXDA-Developersにて存在が明らかになっていました。これが実現するとIDカードの仮想化が進み、スマートフォンで全て完結する将来も近くなると関心を持たれていました。
QualcommはQualcomm Snapdragon Tech Summit 2019で、Snapdragon 865 5G/765 5G/765G 5GがAndroid Identity Credential APIをサポートし、仮想運転免許証や仮想身分証明書を実現することができると発表しました。
日本における身分証明書の仮想化にはOSのシェアから時間がかかると考えてますが、近い将来財布を持たなくてもいい、そんな時代が来る可能性のあるAPIが世を巡っていきます。