5月20日に開催されるSnapdragon Nightで発表予定のSnapdragon 8+ Gen 1(もしくはSnapdragon 8 Gen 1+)の性能が明らかになりました。
情報通の数碼閑聊站は、Snapdragon 8+ Gen 1は通常のSnapdragon 8 Gen 1と比較してCPUとGPUの動作周波数は約10%上昇、消費電力は約30%減、電力効率は約30%向上と明らかにしました。ただ、この数値はQualcommが発表する数値なので、実際の製品が搭載した場合に同じになるとは限らないとしています。
そして、Snapdragon 8+ Gen 1が搭載するGPUの動作周波数は約900MHzで、AnTuTu v9では総合性能が約109万点と明らかにしました。Snapdragon 8 Gen 1が約103万点なので約6万点の向上に成功し、過去の「+版」でこれほどの差を生み出した経験がないため、Snapdragon 8+ Gen 1は過去と異なった性能向上が見えます。
公式から発表される数値で期待するのは危険ですが、Snapdragon 8+ Gen 1はSamsung 4nmではなくTSMC 4nmで製造され、同じ技術で製造されたDimensity 9000の完成度を見ていると期待しても問題がないように感じます。
Snapdragon 8+ Gen 1はGeekbenchに登場しており、CPUは3.19GHzのCortex-X2を1基、2.75GHzのCortex-A710を3基、1.8GHzのCortex-A510を4基の採用が明らかになっています。Snapdragon 8 Gen 1は3.00GHzと2.50GHz、1.79GHzだったので、CPUとGPUともに動作周波数が向上しており、真のSnapdragon 8 Gen 1の登場に期待がかかります。