2024年10月にその姿を現すSnapdragon 8 Gen 4、想像をはるかに超える価格になる可能性が出てきました。これが真実であった場合、フラッグシップ製品を購入するのはよくよく考えてからではないと後悔することになりかねません。
中国の情報通のIce Universeとして知られるi氷宇宙氏は、自身のWeiboで「Snapdragon 8 Gen 4のチップ価格は240ドルです、20.68%も上昇します」と投稿しました。240ドルを日本円に換算すると約34,500円です。これはたしかに高価です。
これが最終製品にすべて転嫁されるわけではありませんが、いくらかはそうなるのでSnapdragon 8 Gen 4を搭載した製品はSnapdragon 8 Gen 3を搭載した製品よりも高くなるのはほぼ間違いないでしょう。もし従来製品と同じにする場合はかなりの企業努力が必要になります。
新製品のSnapdragon 8 Gen 4は、CPUにNUVIA社が開発したOryonを採用したり、製造プロセスはTSMCの3nmプロセスを採用したりと、たしかに高価になりそうな要素はたくさんあります。その中でも特にTSMCで製造するのは高価になりうる大きな要因と言えそうです。
ちなみに、この投稿によってSnapdragon 8 Gen 3の価格も判明し、190ドル (約27,000円)だったようです。当初は200ドル (約28,500円)と考えられていましたが、ギリギリのところで踏みとどまっていたみたいです。