Meizu 21シリーズやXiaomi 14シリーズなどが採用するSnapdragon 8 Gen 3の供給価格は、現時点で高価と明らかになっているSnapdragon 8 Gen 2よりも高価になるとの見通しがあります。
中国の情報通の@数碼閑聊站氏によると、2023年10月に発表されるSnapdragon 8 Gen 3の供給価格は高くなるようです。現在の主流のSnapdragon 8 Gen 2が160米ドル (約23,500円)とされているので、更に高くなると多くの企業はそれの対応に追われます。
そのため、同氏によると、いくつかの企業は標準版にSnapdragon 8 Gen 2を搭載したり、またはMediaTekのDimensity 9300を搭載してコストの削減や効率化を図るようです。
中国の巨大な企業としてXiaomiやOPPO、vivo、Honorなどがありますが、vivoはX100シリーズの標準版となるX100とX100 ProでDimensity 9300を採用するとの噂があります。他の企業に関する情報はありませんが、OPPOはFind X6シリーズで同様の方式を採用したため、Find X7シリーズでも採用するのではないかと考えています。
最新のフラッグシップ製品は20万円を超えることが珍しくなくなってきましたが、SoCの供給価格がさらに高価になると最上位製品が25万円、30万円を超える未来があります。SoCは製品の根幹ともいえる部品なので、これを採用しないで製品を仕上げることは出来ません。