Snapdragon 8 Gen 2 for GalaxyはTSMCで製造、公式が明言

Snapdragon 8 Gen 2 for GalaxyはTSMCで製造、公式が明言

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

先日、サムスン電子がGalaxy S23シリーズを発表し、Qualcommが独占的にSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyをサムスン電子に供給したと発表しましたが、どこで製造されたのかは公式によって明らかにはされていませんでした。今回、InstagramのSnapdragonの公式アカウントが製造場所をTSMCと明らかにしました。

 

Snapdragon 8 Gen 2 for GalaxyはXiaomi 13やiQOO 11などが搭載している通常のSnapdragon 8 Gen 2とは異なって、CPUはプライムコアとして採用しているCortex-X3が3.19GHzから3.36GHzへ上昇し、また、GPUはAdreno 740のクロック数が680MHzから719MHzに上昇しています。これによって競合他社とは異なった性能を発揮できるようになり、一定のアドバンテージがある状況です。

 

このSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyは一時期、サムスン電子が保有するファウンドリで製造されるのではないかと韓国メディアを中心に流れたときがあり、通常版と異なるファウンドリで製造される「危機」がありました。というのも、サムスン電子のファウンドリは旗艦製品向けSoCにおいては過度な発熱と性能低下が見られる傾向にあるため、日常的に使う製品が不具合を持っていると悲しいので、より安定した製品を製造する能力を持つTSMCでの製造を望んでいる方が多いです。

 

そんな中、Instagramにて開設しているSnapdragon Insiderの台湾向け公式アカウントは「Snapdragon 8 Gen 2 for GalaxyはTSMC 4nmで製造されている」と明らかにしたため、多くの人の不安はなくなり、Galaxy S23シリーズを安心して購入できることになったでしょう。Instagramでの認証マークは何かとゴタゴタしているTwitterと異なってついていることに意味があるので、非常に信頼できる情報だと思っています。

 

先日発表されたGalaxy S23シリーズはGalaxy S23、Galaxy S23+、Galaxy S23 Ultraの3製品で構成されており、すべての国と地域でSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載します。そのため、日本市場でも世界中の人々と同じ体験ができ、国や地域によって不利益を被ることはなくなりました。

 

 

Source