Snapdragon 8 Gen 1 Plusは高性能より消費電力の効率化を優先か、2種類の予想仕様が韓国で公開

Snapdragon 8 Gen 1 Plusは高性能より消費電力の効率化を優先か、2種類の予想仕様が韓国で公開

Qualcommが5月に発表すると噂されているSnapdragon 8 Gen 1 Plusの予想仕様が韓国の掲示板で公開されました。Snapdragon 8 Gen 1 PlusはTSMC N4での製造が予想されている製品で、Snapdragon 8 Gen 1と比較して発熱の度合いが低く安定した性能を継続して発揮できると期待されています。

 

予想された仕様は2種類あり、CPUは通常のSnapdragon 8 Gen 1と同じくCortex-X2を1基、Cortex-A710を3基、Cortex-A510を4基採用しますが、動作周波数は1つ目の予想は3.0GHzと2.7GHz、1.8GHzで、2つ目の予想は2.9GHzと2.6GHz、1.78GHzとされています。Snapdragon 8 Gen 1が3.0GHzと2.5GHz、1.79GHzなので、大きく違う点として予想1はCortex-A710が0.2GHz上昇、予想2はCortex-X2が0.1GHz減少となります。

 

性能はGeekbench 5において、予想1がシングルコア性能が1280点程度、マルチコア性能が4500点程度で、予想2は1220点程度と4300点程度と予想されています。競合他社製品のDimensity 9000の最高性能は1310点程度と4600点程度なので、CPU性能に関してはどの仕様であってもSnapdragon 8 Gen 1 Plusが上回る可能性は低いです。

 

GPUはAdreno 730で同じですが、動作周波数はSnapdragon 8 Gen 1が818MHzなのに対し、予想1は872MHz、予想2は900MHzなので、双方とも動作周波数の向上が予想されており、さらなる性能向上が期待できます。Snapdragon 8 Gen 1のGPU性能はAnTuTu Benchmark v9で約43万点を発揮しているため、44万点から47万点まで向上する可能性があります。

 

さらに、RAM規格にも向上点があり、Snapdragon 8 Gen 1はLPDDR5(3200MHz)対応でしたが、Snapdragon 8 Gen 1 Plusは予想1と予想2ともにLPDDR5X(3750MHz)の対応が期待されています。最近、Samsungが3750MHzのLPDDR5XをSnapdragon製品で検証を行ったと発表していたため、2022年下半期の製品はSnapdragon 8 Gen 1 PlusとLPDDR5X RAMを搭載した機種が発表される可能性があります。

 

現時点は予想2の信憑性が高いようで、高性能なCortex-X2の動作周波数が下がる予想がされているため、性能の向上より消費電力の効率化に重きが置かれていると感じます。また、高い要件の中でも低く設定することで歩留まりを向上させ、Snapdragon 8 Gen 1の不足分を補おうとしている可能性もあります。

 

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