Snapdragon 8 Gen 1 Plus(SM8475)が5月の中旬から下旬、Snapdragon 7 Gen 1が近く発表されることが判明しました。
Snapdragon 8 Gen 1 PlusはTSMC 4nmで製造され、Samsung 4nmで製造されたSnapdragon 8 Gen 1と比較して発熱が起きにくく、安定して高い性能を発揮できると期待されています。この期待はDimensity 9000の存在が大きく、性能はSnapdragon 8 Gen 1が高いですが、性能の安定度はDimensity 9000が優れており、その差がSamsung 4nmとTSMC 4nmによって発生していると考えられているためです。
情報通の数碼閑聊站は「多くの人々が期待しているSnapdragon 8 Gen 1 Plusは今月の中旬から下旬に発表される見込みで、来月に初搭載製品が登場する予定です。」と投稿し、Snapdragon 8 Gen 1 Plusの発表日を明らかにしました。同製品は様々な影響で下半期に変更されるとの情報もありましたが、計画通りに発表される予定です。
また、同氏は「そして、Snapdragon 7 Gen 1を搭載した製品は近く登場する予定です。」と投稿し、Snapdragon 7 Gen 1も今月に発表されると明らかにしました。同製品はCortex-A710とCortex-A510で構成され、AnTuTu Benchmark v9ではCPU性能が17万点前後、GPU性能も17万点前後と伝えられています。
ちなみに、Snapdragon 8 Gen 1 Plusは消費者だけでなく採用する企業も期待しており、超過需要の状態になっていると報じられています。そのため、Qualcommは中国大手の2社に対して下半期に供給できる量が不透明だと説明し、Snapdragon 8 Gen 1を継続的に採用することで問題の解決を図っているようです。
5月はSnapdragon 8 Gen 1 PlusとSnapdragon 7 Gen 1が発表される予定のため、携帯電話界隈において大きな動きが発生する月となりそうです。前者に関しては搭載製品が発表されるのは6月とされていますが、Snapdragon 8 Gen 1との差が大きいとXiaomi 12 ProやOnePlus 10 Pro、vivo X Noteを購入した人からは落胆の声が聞こえてくるかもしれません。
