MicrosoftはArm版Windows 11のWindows 11 on Arm対応製品にSnapdragon 7c Gen 2を追加しました。具体的な日付は不明ですが、最初に対応製品を公開した6月24日以降に追加しています。
Devices with these CPUs may not be manufactured with Windows 11 pre-installed and may only be upgraded to Windows 11 by a customer.
最新の更新では対応製品にSnapdragon 7c Gen 2を追加しただけでなく、Snapdragon 850に注釈を追加しています。この注釈は簡単に言うとSnapdragon 850搭載製品はWindows 11を初期搭載出来ませんが、消費者はアップグレードにて利用が出来ると記載されています。
Qualcommは先日開催したSnapdragon Tech Summit 2021にてSnapdragon 8cx Gen 3とSnapdragon 7c+ Gen 3を発表していますが、記事執筆時は双方とも追加されていません。ただ、Snapdragon 8cx Gen 3はWindows 11 on Arm対応製品として初めて5nmプロセス技術で製造されたと発表されていますので、両製品も近い将来に追加されるでしょう。
Windows on Arm(WoA)は事実上Snapdragon限定なので、Windows on Snapdragon(WoS)と呼ばれることもあります。ちなみに、MicrosoftがRaspberry Pi向けにサポートしているのは「Windows 10 IoT Core」です。