OnePlus Nord N10 5Gが初搭載したQualcomm Snapdragon 690 5GのGPUに採用されているAdreno 619Lの周波数が明らかになりました。QualcommはGPUの周波数を明らかにしていない企業なので、実機を利用するかKernel Sourceを利用したり、極めてまれですが採用企業によって公開された数値で特定するしかありません。今回、OnePlus Nord N10 5Gの実機を所有している方に協力していただき、周波数が明らかになりました。
Snapdragon 690 5GのGPUの周波数は最大が565MHz、最低が253MHzと明らかになりました。この他の設定値として430MHzと355MHzを用意しており、利用するアプリに応じてこの4つの設定値でGPUが動作します。
Snapdragon 690 5Gには上位モデルとしてSnapdragon 750G 5Gがあり、こちらのGPUはAdreno 619を採用しています。Adreno 619とAdreno 619Lの違いとして、細かい部分まではわかりかねますがQualcomm製品において“L”が付与されている製品は劣っている(性能が落ちている)を意味します。そのため、Adreno 619の設定値はAdreno 619Lよりも高い650MHzと800MHzが用意されていますが、例えば同じ565MHzに設定した場合でもAdreno 619の方が優れているはずです。
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