10月23日に中国市場向けに発表されたQualcomm Snapdragon 855を搭載したMeizu 16Tを国際市場で販売することが、AliExpressにて開店している公式ショップのMeizu Official Storeから明らかになりました。
AliExpressでMeizuの製品を扱っているショップはいくつか存在していますが、MeizuはMeizuが運営する公式ショップを有しており、そこでは国際市場向けが販売されています。多くの第三者によるショップではショップROMやグローバルROMを正しくない方法でインストールし、内容物の説明書が中国語だったりACアダプターの規格がEU規格ではなくUS規格になっていたりと整合性が取れていませんが、Meizu Official Storeで販売している製品はグローバルROMが正規の方法でインストールされており、箱が英語表記、説明書は一部商品が多言語対応、ACアダプターの規格がEU企画になっています。
しかし、今回販売するMeizu 16Tは何故かそのルールに則っておらず中国市場向けが販売されるようで、ファームウェアは中国版、ACアダプターの規格がUS規格になっています。Meizu 16Tの中国市場向けは過去の製品と異なって、中国市場向けなのに関わらずバンドがFDD-LTE B7(2600)とB20(800)に対応しているので、Meizu 16Tには国際市場向けのモデルが存在しない可能性があります。そのため、Meizu Official StoreのMeizu 16Tの製品ページには対応言語には中国語と英語しないと注意書きがされています。購入の際は注意が必要です。
価格は全てスタンダードオプションで、6GB+128GBモデルが329.99米ドル、8GB+128GBモデルが359.99米ドル、8GB+256GBモデルが389.99米ドルに設定されています。カラーはブルー、オレンジ、グリーンの3色展開で今の所カラーによって価格は変動していません。