SamsungがUNISOC製SoCを採用することがGeekbenchから明らかになりました。同社は合併前のSpeadtrumの採用経験はありますがUNISOCの採用はない為、初採用となる見込みです。
Geekbenchに出現したのはSM-A032F(Galaxy A03e)とSM-A035F(Galaxy A03)の2製品で、後者は2021年1月発表のGalaxy A02の後継製品として発表される見込み。
Galaxy A03eことSM-A032FはAndroid 11、UNISOC SC9863A、RAM 2GBとなっています。Geekbench 5で計測され、シングルコア性能は123点、マルチコア性能は468点となっています。
SC9863Aの主なスペックはTSMC 28nm HPC+、CPUは4xA55 1.60GHz +4xA55 1.20GHzのオクタコア構成、GPUはIMG PowerVR GE8322 @550MHzとなっています。
Galaxy A03ことSM-A035FはAndroid 11、UNISOC T606、RAM 3GBとなっています。Geekbench 4で計測され、シングルコア性能は1,294点、マルチコア性能は4,324点となっています。
UNISOC T606の主なスペックはTSMC 12nm FinFET、CPUは2xA75 1.61GHz+6xA55 1.61GHzのオクタコア構成、GPUはArm Mali-G57 MP1 @650MHzとなっています。
SamsungはGalaxy Tab A8 2021でUNISOC T618を採用すると伝えられており、今まで採用をしなかった企業のSoCを採用する可能性が出てきたので様々な意見が出ていましたが、今回の2製品の登場を見ると採用の可能性は高くなりました。