2017年7月26日に行われたPROシリーズ新製品発表会にてMeizu PRO 7、Meizu PRO 7 Plusを発表しました。
背面にタッチ可能な小型カラーディスプレイを搭載しているのが特徴です。
Meizu PRO 7のスペックは、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6.0、5.2インチFHD(1920 x 1080)ディスプレイ、SoCはHelio P25(MT6757CD)のオクタコアプロセッサーとHelio X30(MT6799)のデカコアプロセッサー、GPUは前者がMali-T880 MP2、後者がIMG PowerVR 7XTP-MT4、リアカメラが1200万画素 + 1200万画素のデュアルカメラ(SONY IMX386)、フロントカメラが1600万画素、RAM 4GB + 内蔵ストレージ 64GB / 128GB の2モデル展開、バッテリーの容量が3000mAhです。
Meizu PRO 7 Plusのスペックは、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6.0、5.7インチ2K(2560 x 1440)ディスプレイ、SoCはHelio X30(MT6799)のデカコアプロセッサー、GPUはIMG PowerVR 7XTP-MT4、リアカメラが1200万画素 + 1200万画素のデュアルカメラ(SONY IMX386)、フロントカメラが1600万画素、RAM 6GB + 内蔵ストレージ 64GB / 128GB の2モデル展開、バッテリーの容量が3500mAhです。
価格は、Meizu PRO 7はHelio P25モデルが2,880元(約48,000円)、Helio X30モデルが3,380元(約56,000円)、Meizu PRO 7 Plusは6GB + 64GBが3,580元(約60,000円)、6GB + 128GBが4,080元(約68,000円)となっています。
Meizuはスペックからわからないところにも力を入れ、コスパというよりも高級感を売りにしていますので、このような高価格となっています。
しかしながらこの価格は、Xiaomi Mi MIX、Huawei P10/Mate 9よりも高いため「そこまでの価値があるのか」、と中国ではいろいろな考察が繰り広げされています。
発表会の様子
白永祥 氏がプレゼンターを務めました。
最近のスマートフォンの背面はすべて同じに見え、「シマウマ」と揶揄。
Meizuのスマートフォンは全く新しい背面に。
背面に小型ディスプレイを搭載したMeizu PRO 7 / PRO 7 Plusを改めて発表。
デュアルカメラ、背面に2つ目のディスプレイの大変珍しい設計。
Meizu端末としては当たり前の筐体右側面にボリュームボタン、電源ボタンを集約。
デュアルカメラ、2.5Dガラス、USB Type-Cポートを搭載。
一番右の画像からイヤホンジャックの存在を確認することが出来ます。
最薄部7.30mmの非常に薄い筐体に仕上げられています。
カラー展開にレッドを用意。
Meizu PRO 6では後にレッドを用意しましたが、限定数販売で入手困難な珍しいカラーとなっています。
背面のカラーディスプレイはAMOLEDで、過去に出たE-linkとは違うことをアピール。
10000 : 1、307 PPIとなっています。
昨今のスマートフォンは便利なアプリが多く、通知が埋まってしまうことが多々ある。
Meizu PRO 7 / PRO 7 Plusでは背面の小型ディスプレイを使うことで通知を効率よく確認することが出来ます。
天気、電話、WeChat、紅包、万歩計の確認が可能。
Meizu PRO 6sは中国においてナンバーワンのカメラ性能を誇っている。
Meizu初のデュアルカメラとなるMeizu RPO 7 / PRO 7 PlusはSONY IMX 386を2つ搭載。
このデュアルカメラ(1200万画素 + 1200万画素) + 約2インチの小型ディスプレイを使って自撮りが可能に。
前面のカメラは1600万画素カメラを搭載。
どちらを使っても高品質な自撮りが出来ることをアピール。
5.2インチFHD、5.7インチ2K(WQHD)ディスプレイを用意。
前者がPRO 7、後者がPRO 7 Plus。
Qualcommの訴訟問題、SAMSUNGはCDMA2000に非対応、MediaTekのフラッグシップ向けSoCはそこまで素晴らしくない。
それを解決したのがMediaTek Helio X30(MT6799)。
MediaTekの幹部が登壇し、説明を始めます。
Helio X30の製造プロセスは10nm。
あのiPhone 8と同じ製造技術を用いているとのこと。
A73 x 2 + A53 x 4 + A53 x 4の10コアプロセッサーで、高性能、省電力が期待できるとのこと。
Helio X25(MT6797T)よりも省電力性が25%も改善。
3D処理はHelio X25よりも2.4倍も性能アップ。
もう既に誰も使っていないQuadrant AdvancedではHuawei Mate 9、Huawei P10よりも遥かに差があるとのこと。
PCMark V2でもHuawei Mate 9、Huawei P10を抑えて優位に立っている事をアピール。
Helio X30の勝負相手はSnapdragon 835ではなく、Kirin 960のようです。
排熱性に優れ、王者栄燿を高画質でプレイしても33.9℃にしかならないとのこと。
ディスプレイによる電池消費を30%も改善。
Meizu PRO 7の下位モデルに搭載されるMediaTek Helio P25(MT6757CD)は最高クロック数が2.6GHz、構成はA53 x 4 + A53 x 4。
省電力性がとても優れていることをアピール。
Meizu PRO 7の高配版は4GB LPDDR4X、128GB(UFS 2.1)を搭載。
Meizu PRO 7 PlusはMeizu端末史上初のRAM 6GB(LPDDR4X)を搭載。
Meizu PRO 7の通常版はHelio P25 + RAM 4GB + 内蔵ストレージ 64GB(EMMC 5.1)を搭載。
バッテリーの容量はMeizu PRO 7が3000mAh、Meizu PRO 7 Plusが3500mAh。
Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6を初期搭載。
今現在9つの端末でAndroid Nアップグレードテストが始まっています。
Meizu PRO 7には独自急速充電規格のmCharge 3.0、Meizu PRO 7 PlusにはmCharge 4.0を搭載。
mCharge 4.0では付属された充電器を用いると30分で67%の充電が可能。
安全性の高さをアピール。
電源を落としても背面のディスプレイのみで音楽再生が出来る「Pure MP3」をアピール。
CONNECT TO MEIZU
アクセサリーの説明。
Meizuのフラッグシップイヤホン「Flow」について。
低音をより強くするためのBVS(Bass Venting System)を搭載。
「Flow」はカナル型イヤホンに。
ノイズキャンセリング機能を搭載。
テーマは「HEAR EVERYTHING」
SHURE掛けの案も出ました。
しかし、長時間快適に付けられないことが欠点である。
1,138人の耳を調査し、全員が快適に装着できる形を模索。
するとこの形に落ち着いた。
付けていることを感じない「FEEL NOTHING」
FlowのデザインにはMeizu Gravityでもデザインを担当した坪井浩尚 氏が関わっています。
坪井 氏はFlowの開発に上記のように述べています。
中国での発表会で日本語そのままに出てくるとは驚きです。
L字ではなくI字を採用し、真ん中には音楽再生で欠かせないボリュームボタン、再生/停止/受話ボタンが有ります。
価格は599元(約9,200円)と高価なものになっています。
Meizu PRO 7 / PRO 7 Plusを総合すると上手のようになります。
価格はMeizu PRO 7はHelio P25モデルがが2,880元(約48,000円)、Helio X30モデルが3,380元(約56,000円)。
Meizu PRO 7 Plusは6GB + 64GBが3,580元(約60,000円)、6GB + 128GBが4,080元(約68,000円)。
本日22:00(CST)より予約開始。
Flowは京東限定で20:00(CST)より予約開始。
Meizu PRO 7 / PRO 7 Plus、Flowは8月5日の10:00(CST)よりMeizu公式オンラインショップ、京東限定で販売開始。
参考