背面にタッチ可能なディスプレイを搭載したデュアルディスプレイ・デュアルカメラのスマートフォンのMeizu PRO 7シリーズが12月12日のセールで最大600元(約10,000円)の値下げを行うことを告知しました。
一部モデルは販売開始価格から1000元(約17,000円)近く値下げされたことになり、発表当初に購入した消費者からは不満の声が上がっています。
1000元というのは中国ではミドルレンジモデルのスマートフォンが1台買える値段です。
Meizu PRO 7シリーズは7月26日には発表され、Helio P25搭載モデルのMeizu PRO 7-Sが2880元(約50,000円)、Helio X30搭載モデルのMeizu PRO 7-Hが3380元(約58,500円)、6+64GBモデルのMeizu PRO 7 Plusが3580元(約62,000円)、6+128GBモデルのMeizu PRO 7 Plusが4080元(約70,500円)の価格で販売されていましたが、同年の9月25日からは最大481元(約8,300円)の値下げが行われ、Meizu PRO 7-Sが381元値下げされて2499元(約42,200円)、Meizu PRO 7-Hが481元値下げされて2899元(約49,000円)、Meizu PRO 7 Plusが281元値下げされて3299元(約56,000円)と3799元(約64,300円)という価格で販売されています。
今回、12月12日のセールよりMeizu PRO 7-Sが500元(約8,600円)値下げされて1999元(約34,600円)、Meizu PRO 7-Hが500元値下げされて2399元(約41,500円)、6+64GBのMeizu PRO 7 Plusが500元値下げされて2799元(約48,500円)、6+128GBのMeizu PRO 7 Plusが600元(約10,000円)値下げされて3199元(約55,500円)で販売されます。
これにより、Meizu PRO 7-Sは2880元から1999元へ881元(約15,000円)の値下がり、Meizu PRO 7-Hは3380元から2399元へ981元(約17,000円)の値下がり、Meizu PRO 7 Plus(6+64GB)は3580元から2799元へ781元(約13,500円)の値下がり、Meizu PRO 7 Plus(6GB+128GB)は4080元から3199元へ881元(約15,000円)の値下がりとなります。
このような大幅値下げが起こるのは、商品が大量に滞貨していることが要因となる場合が多く、Meizu PRO 7シリーズはただでさえ中国でイメージが落ちつつあるMediaTek製プロセッサーを搭載しながらQualcomm製プラットフォームを搭載したモデルよりの遥かに高い値段で発表・販売したので他社製スマートフォンに負けてしまったのでしょう。
2018年春頃にはMEIZU創立15周年を祝った「MEIZU 15」、「MEIZU 15 PLUS」を発表予定ですので、それまでになんとか在庫処分をしないといけないと考えているのでしょう。
MEIZUが満足する製品ではなく、消費者が満足する製品を作っていただきたいですね。
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