Meizuは新製品としてMeizu M10を発表しました。Meizuは一般的に新製品を発表するときは中国市場では新製品発表会を開催し、国際市場ではFacebook公式アカウントやTwitter公式アカウントを使用しますが、今回はAliExpressにて開店しているMeizu Official Storeでのサイレントな発表となっています。
Meizu M10は2018年10月に発表されたUnisoc SC9832Eを搭載したMeizu C9とMeizu C9 Proの後継機となっており、Flyme OSではなくAOSPになっているMeizu OSが搭載されています。Meizu OSはAOSPからの変更点は全くと行っていいほどありませんが、Flyme OSと同じく日本語や韓国語、その他進出していない地域の言語は削除されています。
AliExpressての商品紹介ページにはMeizu OSが搭載されているとの言及がありませんが、通常は行われているFlyme OSの明記や、Geekbenchにて姿を現していて開発者向け隠しコードを利用すると操作系統(オペレーティングシステム/OS)部分にMeizu 9.0.0.0Gと書かれているのが確認できます。このため、Meizu M10にはFlyme OSではなくMeizu OSが搭載されていると確定することが出来ます。
Meizu M10のスペックは、Android 9 PieをベースとしたMeizu OS、6.5インチIPS LCDディスプレイ(1600x720/HD+)、MediaTek Helio P25(MT6757CD)、リアカメラは1300万画素+200万画素+200万画素のトリプルカメラ、フロントカメラは800万画素のシングルカメラ、容量は3GB+32GBの1モデル(GeekbenchはRAM 2GBモデルが存在)、バッテリー容量は4000mAhです。カラー展開はブラックとブルーの2色展開。
価格はブラックとブルーともに145.99米ドルに設定されています。