Meizuは8月28日に行われた新製品発表会でHi-Fi再生を可能にするUSB Type-Cポートから3.5mmヘッドホンジャックに変換するMeizu HiFi DAC Headphone Amplifier PROを発表しました。
USB Type-Cポートが採用されていればほぼ全ての製品で対応しており、WindowsOS、Android、MacOSの対応を謳っています。2018年モデルのiPad ProはUSB Type-Cポートを採用しているので、おそらく対応していると思います。
Meizu HiFi DAC Headphone Amplifier PROは4月に発表されたMeizu HiFi DAC Headphone Amplifierの上位モデルで、様々な点でブラッシュアップされています。
オーディオチップはCirrus Logic CS43131で据え置きですが、追加としてオペレーショナル・アンプリファイア(operational amplifier/オペアンプ)としてTexas Instruments製OPA1622を採用。このオペアンプはハイレゾ音源対応のDACやヘッドホンアンプなどに適している製品で、低歪みと低ノイズを実現することが出来るようです。
この他大きな特徴として一般社団法人日本オーディオ協会(JAS)が認証しているハイレゾリューションオーディオ(High-Resolution Audio/Hi-Res Audio)の認証を取得。この認証があればオーディオに対して詳しくない人でも音質が優れていると一目瞭然で、更にオーディオに対して詳しい人にとっても信頼の置ける製品となります。
主なスペックは以下のようになっています。
- 再生周波数帯域: 20Hz-40KHz
- 入力ポート: Type-C
- PCM: 32bit / 384kHz
- DSD: DSD64/DSD128
- SNR: >120dB
- DNR: >120dB
- THD+N: <0.0003%
- 出力負荷: 16Ω ~ 600Ω
- チップ: Cirrus Logic CS43131
- オペアンプ:Texas Instruments OPA1622
- 定格出力: 30mW dual channel @32Ω; 6.7mW dual channel @600Ω
価格は269元(約4,100円)、販売開始日は8月31日となっています。