Indiegogoにて出資を募った日本人のデザイナーの坪井浩尚がデザインを手がけた、Wi-Fi & Bluetoothスピーカー「Meizu Gravity」が中国の認証機関である3C(中国強制認証)及びCQC(中国質量認証中心)の認証を再通過しました。
Meizu Gravityは全く発送されないことから返金騒動が起き、返金措置が終わった後は特に動きがありませんでしたが急に認証を再度通過しました。
名称は「魅族WIFI音箱(Meizu wireless speaker)」、型番はGravity A8となっており、電源アダプターは15V : 3AというノートPCに使われる電圧電流で、ワイヤレススピーカーと考えると電力を結構喰っていることになります。
ディスプレイはプリズムを利用した曲名表示になっているので、多少の電力が必要なのでしょうか。
土台を透明にしていることで、スピーカーが空中に浮いているような錯視を表現し、左右非対称なデザインは、スピーカーをより大きく見せる意味合いがあるそうです。
Meizuは「Meizu Gravity」を“何かが欠けたデザイン”と評し、このようなスピーカーに有りがちな色の濃いカラーを使って主張するよりも透明感を醸し出すことによって、スピーカーとして何か欠けているデザインを表現しています。
坪井浩尚 氏はイヤホンのMEIZU Flowのデザインを手がけており、中国では一定の評価を得ています。
一度返金騒動となったMeizu Gravityはどのような販売方式を行うのか不明ですが、もう一度出資を募るということになると一度失った信頼を取り戻すのは大変なので目標金額には達しにくいと思います。
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