Meizuの公式Twitterアカウント(@MEIZU)が行ったQualcomm Snapdragon 675を搭載したMeizu Note9とSnapdragon 660を搭載したXiaomiのサブブランド製品Redmi Note 7との比較画像を削除していることがわかりました。
MeizuはSnapdragon 675を搭載したMeizu Note9の比較対象にSnapdragon 660を搭載したRedmi Note 7を選んでいますが、Redmi Note 7には上位版となるRedmi Note 7 Proが存在しており、こちらはSnapdragon 675を搭載し4800万画素のSony製イメージセンサーIMX586を搭載していますので、下位モデルとなるRedmi Note 7を選択したのでしょう。当然、同SoCで比較してもMeizu Note9よりもRedmi Note 7 Proが優れているのは言うまでもなく、更にカスタムROM界隈の話で言えばカーネルソースも公開されているのでカスタムROMの開発も進んでいます。更にRedmi Note 7とも比較してもスペックでは優位かもしれませんが、「ブランド」や「サポート」で敵うわけがなく、無謀な勝負です。
とても程度の低い比較画像を公開したため、多くのスマートフォン愛用者から攻撃される事体に発展しました。
MeizuのTwitterアカウントは投稿されてもリプライがつくことはほとんどなく、ついたとしても5件以内です。今回炎上騒ぎに発展した比較画像は知りうる限りでも50件以上。MeizuがTwitterアカウントを開設してからはじめての数字ではないでしょうか。
予想以上の悪い意味での反響を受け、削除したと考えられますが、削除するのであれば最初から公開するべきではありません。あまりにもおそまつです。
ちなみにこの画像はTwitterで初めて公開されたものではなく、MeizuがAliexpressに開店している公式ストアのMEIZU Official Storeにてプレセールを行っているMeizu Note9の製品を説明する画像として使用されていました(現在は削除)。つまり、多くの人の目にとまるようになったら炎上したということで、Meizu事体の知名度が低いことも露呈しました。
2019年の最初の製品に悪いイメージをつけてしまったMeizu、次なる手はどういうものでしょうか。今度は炎上しないように気をつけてもらいたいですね。