Meizuは5月8日に開催した魅族 17 系列 5G 旗艦発布会(Meizu 17シリーズ 5G通信対応フラッグシップ発表会)で新アクセサリーとしてMeizu HD60 Active Noise Cancelling Headphone(魅族 HD60 降噪耳机)を発表しました。2019年10月に発表されたベースモデルとなるMeizu HD60 Bluetooth Headphoneにノイズキャンセリング機能を追加したモデルです。
ノイズキャンセリング機能を有するには専用にチップが必要ですが、そのチップはSony CDX3775と呼ばれるフラッグシップ級のノイズキャンセリングチップを採用。ただこのチップ、Meizu HD60 Active Noise Cancelling Headphone意外の採用例が見つからず、競合他社ではどのヘッドホンに採用されているか不明です。
分かる人にはわかるグラフを載せておきます。仮想敵の製品は某 700がBose NOISE CANCELLING HEADPHONES 700、某 WH1000XM2がSony WH-1000XM2を指しているでしょう。Bose NOISE CANCELLING HEADPHONES 700は2019年5月に発表された製品、Sony WH-1000XM2は2017年に発表された製品なので、ノイズキャンセリングの強さは期待しすぎないほうがいいかもしれません。
Bluetoothは比較的新しいバージョンのBluetooth 5.0に対応し、その対応するのに用いたチップはQualcomm製フラッグシップ級のCSR8675を採用しています。身近な競合他社製品としてFiiO EH3 NC(EH3NC)が採用しています。Hi-Res Audio規格、Qualcomm aptX HD規格に対応しています。
イヤーパッド部分で操作が可能で、上下にスワイプすると音量調節、左右にスワイプすると楽曲の切り替え、二会連続でタップすると音楽を止めたり再生したり受話が可能で、長く触れているとAIシステムが起動するようになっています。更に特殊な機能としてイヤーパッドを手で覆うとノイズキャンセリング機能がONになり、人に話しかけられたとき等その間だけ機能をオフにしたい場合はイヤーパッド覆うとその間だけ機能がオフになるので、シームレスな切り替えができるようになっています。
主な仕様は以下のようになっています。ノイズキャンセリング機能が付属したことでバッテリー容量がベースモデルのMeizu HD60 BTから400mAh増加しましたが、連続使用時間は25時間から17時間へ減っています。人間が寝ている時間を8時間だとすると16時間は起きているので、17時間の連続視聴は1Dayに耐えうるものとなっています。
- 製品名称: Meizu HD60 ANC
- 接続: Bluetooth 5.0
- イヤーパッド素材: ソフト人工皮革
- 再生周波数帯域: 20Hz – 40KHz
- マイクロフォン感度: -42db
- ヘッドフォン感度: 103db
- インピーダンス: 16Ω
- ドライバー: 40mm
- 最大許容入力: 100mW
- バッテリー容量: 900mAh
- 連続使用時間(ノイズキャンセリング機能ON): 17時間
価格は1099元(約17,000円)で、予約は5月8日17:00(中国時間)より開始。販売は5月11日10:00(中国時間)より開始され、店舗は魅族商城や天猫、京東、蘇寧など複数のオンライン店舗やオフライン店舗で販売開始されます。