Meizu (魅族科技)が来年の2024年Q1 (1月-3月)に発表する予定のMeizu 21シリーズ (仮称)に関する情報が流れてきました。
中国の情報通の@数碼閑聊站氏によると、来年に発表予定のMeizu 21シリーズは標準版とPro版ともにSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、前面はストレートタイプのディスプレイを採用し、中央にパンチホールがある状態とのこと。
また、背面のカメラは左上に縦に並べる配置は変わらず、現時点ではMeizu 20シリーズと比較してMeizu 21シリーズは全体的なデザインに大きな変更点はないようです。Meizu 20シリーズはGalaxy S23シリーズに似ていると評されましたが、Meizu 21シリーズでも継続して採用するため、Meizuのとしては安定したデザインと認識したのかもしれません。
さらに、Meizu 20とMeizu 20 Proはともにメインカメラは5000万画素を採用しましたが、情報通によると、Meizu 21シリーズでは競合他社に追いつくために5000万画素を維持しますが大型のセンサーに変更する予定のようです。XiaomiやOPPO、vivoなどの競合他社はSonyの1型センサー (IMX989)を素早く採用した一方で、Meizuはコスト面を考えたのか1型センサーを扱う技術がなかったのか不明ですが従来のセンサーを採用しました。
同氏はこれだけでも十分な情報ですが望遠カメラに関する情報も公開しており、標準版となるMeizu 20は多くの製品が採用している従来型の望遠カメラを採用しますが、Pro版となるMeizu 21 Proは現時点では空白となっており、Meizu 20と同じく従来型なのかペリスコープ (潜望鏡)型になるのか不明としています。
従来の望遠レンズはレンズとセンサーを縦に積み重ねる垂直型ですが、ペリスコープ式の望遠レンズは光を90度屈折させてレンズとセンサーを直角に配置することで、高倍率の光学ズームが実現できる画期的な機構です。2019年3月に発表されたHUAWEI P30 Proがペリスコープ式の望遠レンズを採用したことで大きな話題を集めたのは記憶に新しいです。
Meizu 21シリーズの具体的な発表時期は不明ですが、Snapdragon 8 Gen 3が2023年10月に発表され、初期に搭載した製品も10月に発表、11月に販売を開始すると見られています。Meizu 20シリーズは2023年3月に発表されたので、後継のMeizu 21シリーズの発表は同時期もしくは少し早まる可能性があります。
