Geely(吉利)の関連会社のXingji(星紀時代科技)に買収されたMeizu(魅族科技)は、2023年Q1に新しい携帯電話としてMeizu 19とMeizu 19 Proの発表を計画していますが、2022年10月末現在、既に試験段階に入っていることが明らかになりました。
中国の情報通の数碼閑聊站氏は自身のWeiboに「Meizuの新しい電話はFoxconnで製造されており、現在は試験生産の実証段階です。発表会は来年になると予想しています。」と投稿しました。
情報通の「Meizuの新しい電話」はMeizu 19系列を意味していると思いますが、今回の投稿には興味深い部分があり、それはFoxconnが製造を行っている点です。過去のハイエンド製品は珠海市に位置し、多くの製造経験があるMeili(魅力科技)が製造していましたが、今回の製品はまったく異なる工場で製造されるようです。
Meizu 19系列はSnapdragon 8 Gen 2を搭載する予定で、このSoCは2022年11月に発表され、最初期に搭載する製品は11月の間に発表されるので、2023年に発表されることを考えると少し遅れて発表されるようです。
Meizu 19系列は買収が行われた後での初めての携帯電話になる見込みで、価格は少なくとも6000元未満(約121,000円)になる予定です。MeizuとXingjiは競合する製品ではなく展開する価格帯を分けることで双方の良いところを発揮する方針で、Meizuは6000元未満、Xingjiは6000元以上を目指すことがわかっています。