Meizu初の5G通信対応機種として発表されたMeizu 17とMeizu 17 Proですが、発表当初は双方とも3色展開でしたが8月現在は新たなカラーが追加されていて現在はMeizu 17が5色でMeizu 17 Proが4色の展開を行っています。今回、CMO(最高マーケティング責任者)の万志強(Wan Zhiqiang)氏がMeizu 17のカラーとして検討していたものを微博に公開しました。
万志強氏が公開したのは鏡面加工が施された銀色で、鏡面加工の名の通り鏡のようになっています。この鏡面加工の銀色はMeizuがオーディオ事業に注力していた時代に発表したポータブルオーディオプレーヤーのMeizu M6 miniplayerを再現(復刻)しようと試みたものです。CMF(Color/Materials/Finish)デザイナーは長い期間を変えてこの再現を達成しようと懸命に努力したようですが、量産化の壁を超えることが出来ずプロジェクトを断念したとのこと。つまり、鏡面加工の銀色を有したMeizu 17は市場に出回ることはありません。
中国の携帯電話市場に詳しい人であれば“鏡面加工が施された機種”で思い出したかもしれませんが、鏡面加工が施された機種としてXiaomi Mi 6 Silver Edition(小米6亮銀探索版)が記憶に新しいでしょう。通常のXiaomi Mi 6は6GB+64GBモデルが2499元、6GB+128GBモデルが2899元、セラミックボディのモデル(6GB+128GB)が2999元に設定されているのに対し、Xiaomi Mi 6 Silver Editionは3999元で限定100台という高価格かつ限定数販売が行われました。
あのXiaomiでさえ限定数販売を行ったので、やはり量産には難しいものがあったのでしょう。