MEIZUは昔は複数の企業が採用していたホワイトベゼルを今でも大事に使用し、Meizu 17とMeizu 17 Proでもそのホワイトベゼルが採用され、一部の愛好家に人気があります。しかし、MEIZUが意味深な投稿を行ったことでこのホワイトベゼルの存続が危ぶまれています。
その意味深な投稿は「Meizu 17シリーズはホワイトパネルの最後の守護者」というもので、この「最後の守護者」によってMeizu 17とMeizu 17 Proで終りを迎え、Meizu 18とMeizu 18 Proは他の企業と同じブラックパネルを採用するのではないかと考えられています。
実際、MEIZUが公開したレンダリング画像はブラックパネルを採用したMeizu 18とMeizu 18 Proとなっていますので、MEIZUが大事にしてきたものが終わるのではないかと考えてしまうのは理解ができます。
そんな中、ByteDance傘下Smartisanのプロダクトマネージャー(PM)である朱海舟(Zhu Haizhou)氏は「合理的なチームは曲面の白いパネルは採用しないでしょう。しかし、私の目に映るMEIZUは知覚的な要素があるように感じます。」と述べ、「MEIZUは良い意味で合理的ではなくこだわりを持った企業である」と評価を下し、MEIZUがホワイトパネルを簡単にやめることはない可能性を予想しています。
SmartisanはSmartisan JianGuo R2 純白色光陰特別版を発表・販売しており、この製品はMeizu 17とMeizu 17 Proと同じくホワイトパネルを採用した稀有なもので、PMの朱海舟氏はホワイトパネルに関しては理解者とも言える存在です。
そのため、今回投稿された「最後の守護者」は“終わりの最後”ではなく“最後まで守り続けている”と意味している可能性があります。つまり、あの言葉はMeizu 18とMeizu 18 Proにホワイトパネルが採用されない可能性があると悲観的になるのではなく、MEIZUのこだわりによって採用される可能性があると前向きに捉えるべきなのです。