発表会開催3日前となる5月5日は、Meizu 17とMeizu 17 ProがAndroid 10(Android Q)ベースの最新のFlyme OS、Flyme 8.1を搭載することが明らかになりました。
今現在のMeizu製品における最新のAndroid OSのバージョンは2019年3月に発表されたMeizu Note9以降の機種に搭載されているAndroid 9(Android Pie)で、Flyme OSはMeizu 16s/16s ProやMeizu PRO 6 Plus、Meizu PRO 5等の様々な年に発表された製品が搭載しているFlyme 8(Round 1/Round 2)が最新です。ただ重要な点としてHuawei(+Honor)に搭載されているEMUIはAndroid 10がベースであればEMUI 10(10.1)という様にバージョンが統一されていますが、MeizuのFlyme OSはFlyme 8でもベースとなっているAndroid OSはAndroid 9からAndroid 7(Nougat)までありますので、Meizu 16s/16s ProはAndroid 9がベースのFlyme 8.0、Meizu PRO 6 PlusとMeizu PRO 5はAndroid 7がベースのFlyme 8.0を搭載しています。
そのため、あくまでもMeizu 17とMeizu 17 ProにはAndroid 10をベースとしたFlyme 8.1が搭載されるだけなので、今まで通りの戦略を貫くのであればすでに発表されている機種はAndroid OSは据え置きでFlyme OSのバージョンのみが上がると思います。中国市場におけるMeizuの欠点としてAndroid OSがアップデートされない点が挙げられていますが、これを気に改善するのでしょうか。