10月23日に行われたMeizu 16Tの発表会にて、Meizu 16Tが2019年における最後のスマートフォンであることをMeizu副総裁の華海良(Hua Hailiang)氏が明らかにしました。
華海良(Hua Hailiang)氏は発表会の最後に「Meizu 16Tは今年における最後のスマートフォンです。来年は5G対応スマートフォンを発表します」と発言をし、発表会が終わりました。これにより11月、12月は新たなスマートフォンがリリースされないことが明らかになり、今年は値下げなどの対応を取ることで価格戦争と戦っていくと思われます。
5G対応スマートフォンは多くの競合他社が商用化に先立ってリリースを行っており、中国市場ではvivo iQOO Pro 5GやHuawei Mate 20 X 5Gなどが有名です。Meizuはまだ商用化していないことが原因なのか、技術力がないのかわかりませんが今の所5Gに対応したスマートフォンはリリースしていません。意外や意外ですがOPPOも5G対応スマートフォンをリリースしていない現状にありますので、Meizuだけが極端に遅れているわけではないのは不幸中の幸いです。
MeizuはCEOの黄章(Jack Wong)氏が中心となって企業運営がなされており、同氏は「5G市場が成熟してから投入する」ことを明らかにしています。そして、2019年6月にはロードマップによって2020年Q2(4月-6月)に5G対応スマートフォンをリリースすることを明らかにしていますので、2020年になればすぐに5G対応スマートフォンが発表されるのではなく、商用化と合わせて発表されると考えています。