CEOの 黄章(Jack Wong) 氏によって様々な情報が明かされていく昨今ですが、3日ほど前に新たな情報を公開していることが判明しました。Meizu 16シリーズの最上位モデルの価格について話しています。
まず、これまでにCEOによって明かされた情報をまとめますと、Meizu 16/Meizu 16 Plusは双方ともQualcomm Snapdragon 845を搭載、RAM 8GBモデルが存在、18:9のFHD+(2160x1080)のCOF(Chip On Film)技術を採用したディスプレイ、指紋センサーはディスプレイに埋め込まれ、NFCは非採用の可能性が高く、銅製のヒートパイプを採用、最低モデルは3000元(約50,000円)を下回ります。この他にMXシリーズの代替製品となるMeizu X8が存在し、Snapdragon 710を搭載して2000元(約33,500円)未満になる見込みです。
COF技術は「フィルム状の配線回路基板の上にICを実装する技術」でベゼルを細くするのに活躍するそうです。その他にも効果はあると見られていますが、消費者の目に見える違いとしてこれが有名なようです。
さて、あるユーザーが「Meizu 16シリーズの最上位モデルは4000元を下回りますか?」とMEIZU公式BBSで訪ねた所、CEOの Jack Wong 氏は「もう十分だ」という意味の発言をしました。この回答について中国のメディアの鋒潮科技は「Meizu 16シリーズの最上位モデルを購入するには4000元で十分です。」と解読しています。
今の所Snapdragon 845を搭載したスマートフォンの最上位モデルは、Xiaomi Mi 8(6+256GB)が3299元、Xiaomi Mi MIX 2sとOnePlus 6とBlackShark SHARKの8+256GBモデルが3999元、Smartisan JianGuo R1(8+128GB)が4499元という価格で販売されています。Meizu 16シリーズにはRAM 8GBモデルが存在するとわかっているので、8+128/256GBモデルが4000元を下回ると見て間違いないでしょう。2017年に発表されたMeizu PRO 7 PlusはMediaTek Helio X30を搭載しながら4000元を超え、大失敗に終わった過去がありますのでこの辺はシビアなのでしょう。
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