MediaTekがHelio G37の仕様を掲載、90Hz対応、HyperEngine 2.0 Lite技術の採用

MediaTekがHelio G37の仕様を掲載、90Hz対応、HyperEngine 2.0 Lite技術の採用

MediaTekは既に搭載製品が発表されているHelio G37の仕様を公式サイトに掲載しました。初搭載のmoto g power(2022)は2021年11月に発表されましたが、2022年3月29日時点は未掲載、4月8日時点で掲載を確認したため、具体的にいつ掲載を行ったのかわかりません。

 

名称 Helio G37 Helio G35 Helio G25
CPU 4xA53+4xA53 4xA53+4xA53 4xA53+4xA53
周波数 2.3GHz+1.8GHz 2.3GHz+1.8GHz 2.0GHz+1.5GHz
GPU PowerVR GE8320 PowerVR GE8320 PowerVR GE8320
周波数 680MHz 680MHz 650MHz
NPU/DSP
カメラ 2500万画素 or 2x1300万画素 2500万画素 or 2x1300万画素 2100万画素 or 1300万画素+800万画素
リフレッシュレート 90Hz 60Hz 60Hz
エンコード/デコード Encode: 1080p@30FPS H.264

Decode: 1080p@30FPS H.265/H.264

Encode: 1080p@30FPS H.264

Decode: 1080p@30FPS H.265/H.264

Encode: 1080p@30FPS H.264

Decode: 1080p@30FPS H.265/H.264

RAM LPDDR4X(1600MHz) LPDDR4X(1600MHz) LPDDR4X(1600MHz)
ストレージ eMMC 5.1 eMMC 5.1 eMMC 5.1
Wi-Fi W-Fi 5(ac) Wi-Fi 5(ac) Wi-Fi 5(ac)
Bluetooth Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0
位置情報 GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS
通信 LTE Cat.7/13 LTE Cat.7/13 LTE Cat.7/13
製造プロセス TSMC 12FFC TSMC 12FFC TSMC 12FFC
内部コード MT6765H MT6765G MT6762G

Helio G37の主な仕様は、プロセス技術はTSMC 12FFC、CPUは4xCortex-A53 2.3GHz+4xCortex-A53 1.8GHz、GPUはIMG PowerVR GE8320 @680MHz、RAM規格はLPDDR4X(1600MHz)、内蔵ストレージ規格eMMC 5.1、5Gに非対応で4GはFDD-LTEとTD-LTEが利用できます。

 

基本的な仕様はHelio G35と変化ありませんが、細かく見ると90Hzの公式対応や、HyperEngine 2.0 Lite技術の採用があり、快適性の向上が主な違いです。90Hzの描画は60Hzと比較してなめらかな動作を実現し、HyperEngine 2.0 Liteはゲーム利用時の動作の最適化を行うので、Helio G35とHelio G37では後者が快適に遊べるでしょう。ただ、CPUとGPUの性能は同じなので、何か劇的に改善するわけではありません。

 

Helio G37を搭載した製品はいくつか発表されており、TCL 30やTCL 30+は60Hzですが、Infinix HOT 11(X689F)やmoto g22は90Hzの描画に対応しています。日本市場ではHelio G35を搭載した製品が発表されていないのでHelio G37を搭載した製品が発表される可能性は低いと思いますが、仮に発表された際はHelio G37はHelio G35の快適性を向上したSoCだと正しく認識し、搭載製品の良さに注目して欲しいと思います。

 

Source | 参考