一時は魅藍X2(Meizu X2)としてリークされていたスマートフォンのプロトタイプでの実機動作映像がリークしました。このスマートフォンは販売せずにお蔵入りとなっています。
このスマートフォンの特徴は背面に円形のサブディスプレイを搭載している点で、同じく背面にサブディスプレイを搭載しているMeizu PRO 7シリーズを彷彿とさせます。ただ、動画を見る限りディスプレイの反応が悪いように見え、プロトタイプ所以なのか時代を先取りしすぎたのかは不明です。
リーク者の 無敵万能小小胖 氏のよると内部型番は99、honor Magicの様に8つの角が曲面で、SoCはSAMSUNG Exynos 8 Octa 8890を搭載しているようです。コストが3000元以上だったということも明かされており、コストの面から販売せずにお蔵入りとなったのではないかと考えられています。その後に発表されたMeizu PRO 7シリーズは発表当初、価格が他のスマートフォンに比べて異常に高価でした。やはり、背面にディスプレイを採用するというのはコストがかかるようです。
実はこのスマートフォン、Meizu PRO 6とMeizu PRO 7シリーズの間に開発されていたことが2018年4月になって判明しており、内部型番“99”はMeizu PRO 7のプロトタイプとも言えます。Exynos 8890を採用した“99”はコストの面から販売されなかったのに、何故Meizu PRO 7シリーズは販売されたのか、というのが今になって明らかになりました。
スマートフォンを製造することの難しさが伺えるリークでした。しかし、難しいからという理由で些末なスマートフォンを製造してはいけませんし、むしろ難しいからこそ良いスマートフォンを製造すべきです。今年のMEIZUはどの様な1年になるでしょうか。
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