京セラが5G通信に対応したタフネススマートフォンを開発していると共同通信のインタビューに応じた谷本秀夫社長によって明らかにされていますが、その京セラ初の5Gタフネス製品と思われるKyocera E7110がGeekbenchに登場しました。
Kyocera E7110はGeekbench 5.2.5で計測され、シングルコア性能は619点でマルチコア性能は1,831点となっています。主なスペックとしてAndroid 10、RAM 6GB、Qualcomm製オクタコアSoCとなっています。
開発者コードを利用して詳しく見ると、CPUは1+1+6のオクタコア構成で周波数は2.40GHz+2.21GHz+1.80GHz、GPUはAdreno 620を採用しているのでSnapdragon 765G 5Gを搭載しています。
Buildは“0.707VZ”となっており、アメリカ合衆国のVerizon向けに発表されているKyocera DuraForce Pro 2 with Sapphire shield(E6910)は“4.700VZ”なので、末尾のVZはVerizonを表していると考えられるため、Kyocera E7110はVerizon向けの製品となるでしょう。
Kyocera製品におけるEから始まる型番の製品は全てDuraForceの名称を持っているので、今回明らかになったE7110はDuraForceの名前を冠する可能性があります。