MEIZUはMeizu 17とMeizu 17 ProのAndroid 11ベースのFlyme OSをClosed Beta User向けに公開しており、今回2020年12月30日にBeta 3が公開されました。このファームウェアはClosed Beta環境のみで行っておりますので、URLの共有はいたしません。
MEIZUはファームウェアを3レベル用意しており、先進的機能を取り入れるが故に更新が早いが様々なバグがあるBeta版、Beta版のバグを修正した安定度の高いStable版、Closed Beta環境で配布される理解のある人向けのDaily版で、今回配信されているものはDaily版となっています。
Flyme 8.20.12.30 dailyでは新機能の追加は無し、修正は公開されていなかったもの、既に公開されている問題は修正されていません。
Flyme besed on Android 11 for Meizu 17/Meizu 17 Pro | ||
追加した機能 | バージョン | |
Android 11へ更新 | 12.22 daily | |
SA方式での5G接続を可能に | 12.22 daily | |
Updateアプリをホーム画面から削除 | 12.22 daily | |
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修正 | バージョン | |
一部の携帯電話において更新後「アップデートが完了しました」と通知欄に表示され続ける | 12.30 daily | |
設定アプリにおけるロケーションのアイコンが異なった表示をしている | 12.30 daily | |
一部のアプリにおける自動起動の問題 | 12.30 daily | |
カメラプレビューのズームの異常 | 12.30 daily | |
Meizu 17 Proのワイヤレス充電時に着信音がなる | 12.26 daily | |
カラーモードの変更が行えられない | 12.26 daily | |
一部のシーンでホーム画面に戻った際に壁紙がぼやける | 12.26 daily | |
一部の製品でRAM容量が正しく表示されない | 12.26 daily | |
明るさの自動調整が行えない | 12.26 daily | |
顔認証設定時にフロントカメラが正しく起動しない | 12.26 daily | |
カメラ利用時に音声シャッターを利用後、ステータスバーに録音を行っていると表示される | 12.26 daily | |
ホーム画面ではなく他のページに設置しているアプリを閉じた場合にホーム画面に戻る | 12.26 daily | |
問題 | バージョン | |
再起動後、アプリの権限が全て拒否状態になる | 12.26 daily | |
更新後テーマ及びホーム画面の壁紙がデフォルトに戻る | 12.22 daily | |
クローン元アプリとクローンアプリが双方ともクローンアプリの表示 | 12.22 daily | |
マルチタスク画面でアプリが表示されない場合がある | 12.22 daily | |
画面を暗転した際に指紋認証を行うアイコンが一瞬表示される | 12.22 daily | |
フロントカメラのHDR撮影の生成に異常 | 12.22 daily | |
スローモーション撮影のFPSが下がる現象 | 12.22 daily | |
モバイルデータ通信でのスタンバイ時の待機電力が多くなる | 12.22 daily | |
MEMCフレーム補間補正技術が非アクティブ | 12.22 daily | |
120Hzのリフレッシュレートが非アクティブ | 12.22 daily | |
DC調光が非アクティブ | 12.26 daily |
以上が更新によって追加された機能、修正された問題、発生した問題及び発生している問題となっています。問題についてはMEIZUが把握しているものとなっており、ユーザー目線ではこれ以上に大量のバグが発見されています。
大変なげかわしい現象ですが、MEIZUファンを名乗る一部コミュニティでは通常は配布されていないこのFlyme besed on Android 11 for Meizu 17/17 ProのURLを共有している状態にあります。MEIZUが何故このファームウェアを一般に公開していないのかという理由は明白で、通常に配布されているStable版やBeta版とは比べられないほどの様々なバグが存在しているからです。また、MEIZU製品が搭載しているFlyme OSはAndroid OSがベースとなっているので、今回配信されているAndroid 11ベースのFlyme OSを一度でも適用させるとAndroid 10ベースのFlyme OSに戻せないため、このようにClosed Beta環境で配信を行い開発を進めています。少しでも良心のある人は、悪意のあるコミュニテイを正すことは出来ませんので是非とも自身は適用させないようにしてください。