Googleは自社製SoCのGoogle Tensorを搭載したPixel 6とPixel 6 Proを2021年10月に発表し日本市場でも販売していますが、新たにGoogle Tensorを搭載した製品がGeekbenchに登場しました。
名称はGoogle Pipitで、Water Pipitで鳥類のタヒバリを意味します。主な仕様はAndroid 12、RAM 12GB、CPUは2x2.8GHz+2x2.25GHz+4x1.80GHz、GPUはMali-G78を搭載しています。
CPUの識別子がCortex-X1を表す3396で周波数もPixel 6とPixel 6 Proと共通のため、通常のGoogle Tensorを搭載している可能性が高く、GPUもおそらくMali-G78 MP20で共通と考えています。
ビルド番号を見るとdev-keysの記載があり、開発途中であることが伺えます。この記述はCustom ROMのLineageOSやdotOS、ArrowOSなどを利用して記載を変更したと考えにくいので、Googleが“Pipit”を開発している可能性が高いです。
Pixel 6aの行方も気がかりですが、今回の製品はPixel Foldの可能性が高いです。同製品は2021年11月に9to5GoogleがGoogle Cameraを展開した際に確認され、1200万画素のSony IMX363の搭載が判明してます。