Google Tensor G2が外部の通信モデムとして採用したExynos Modem 5300が4nmで製造されていることが判明しました。Google Tensor G2はPixel 7とPixel 7 Proが搭載した自社開発のSoCです。
何かの展示会でExynos Modem 5300に関する情報を記したパネルが展示されており、パネルを拡大すると「Power-efficient based on 4nm process」と記載されていることがわかりました。そのため、Exynos Modem 5300は4nmで製造された製品です。
Google Tensor G2は5nmで製造されているため、5nm+4nmを組み合わせた製品となっています。それによる不都合はないと考えていますが、異なった製造プロセスを組み合わせた製品だと知識として頭の中に入れておくといいと思います。
Google Tensor G2の主な仕様は、製造プロセスはSamsung 5nm 5LPE、CPUは2.85GHzのCortex-X1を2基、2.35GHzのCortex-A78を2基、1.80GHzのCortex-A55を4基の2+2+4構成、GPUはMali-G710 MC7で動作周波数は不明です。