DxOMarkがvivo X50 Pro+のカメラスコアを公開、注意点はDxOMark向けに調整したファームウェアを搭載

DxOMarkがvivo X50 Pro+のカメラスコアを公開、注意点はDxOMark向けに調整したファームウェアを搭載

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DxOMarkがQualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載したvivo X50 Pro+のカメラ性能を計測し、スコアを算出しました。DxOMarkは10月に新たな基準を設け、新しいスコアを採用した製品を発表すると告知をしていますが、今回公開されたvivo X50 Pro+のスコアは以前と変わらないスコアとなっているため、既に発表されているXiaomi Mi 10 UltraやHUAWEI P40 Proと比較しても問題ありません。

 

vivo X50 Pro+が搭載しているイメージセンサーは5000万画素のSamsung S5KGN1、3200万画素のSamsung S5KGD1SM、1300万画素のSamsung S5K3M5、1300万画素のSamsung S5K3L6となっています。今回のテスト項目に選ばれていませんがフロントカメラは3200万画素のSamsung S5KGD1です。

 

DxOMarkによるとフォト性能は139点、ビデオ性能は104点で総合性能は127点という結果になりました。vivo X50 Pro+のスコアが発表されるまでは総合性能は130点のXiaomi Mi 10 Ultraが1位、128点のHUAWEI P40 Proが2位、125点のHonor 30 Pro+が3位となっていましたので、Honor 30 Pro+を上回って3位となっています。

 

DxOMarkにおけるPHOTO性能をまとめたグラフです。vivo X50 Pro+はXiaomi Mi 10 UltraやHUAWEI P40 Proと比較して何か飛び抜けた性能を有しているわけではないことがわかります。

 

こちらがVIDEO性能をまとめたものです。こちらも特に秀でたものはありません。

 

ここからが本題で、DxOMarkで計測が行われている機種はDxOMark向けに調整したファームウェアを搭載していることがあります。例えばXiaomi Mi 10 UltraはDxOMark向けのファームウェアを作成し、そのファームウェアが搭載されている状態で計測が行われました。このファームウェアは一般のユーザーには配布されていないものなので、公開されたスコアの力を多くの人が利用することは出来ません。ただ一応XiaomiはDxOMarkに使用したファームウェアそのままではなく、カメラ性能をDxOMarkの状態に引き上げる調整を行ったものを配信しているので、今は公開されたスコアの力を利用することが出来ています。しかし、重要なのは「DxOMark用に調整したファームウェア」が存在している点です。

 

今回新たにスコアが発表されたvivo X50 Pro+もDxOMark向けのファームウェアが搭載されており、具体的なバージョン名は「PD2011_A_3.1.1_DXO_TEST」となっています。“DXO_TEST”と記載されている点からもDxOMark向けのファームウェアを搭載していることが明らかですが、一般のユーザー向けのvivo X50 Pro+の最新のバージョン名は「PD2011C_A_1.14.1」なので全く違うファームウェアが搭載されている状態で性能を計測(ベンチマーク)されているため、vivo X50 Pro+ユーザーはフォト性能が139点でビデオ性能が104点、総合性能が127点の力を現状は発揮することは出来ません。本当にこのスコアを信じてもいいのでしょうか。

 

そしてこの並べた画像は非常に意味があり、左の画像はスコアが公開された直後、右の画像は22時ごろに再ダウンロード(再保存)したものです。スコアが公開された直後の画像を見るとコメント欄にいくつか記載がありますが、少し時間が経ってから再ダウンロードした画像はコメント欄が全て削除されています。

 

更にコメント欄だけではなく様々な情報が削除されており、本当にカメラに詳しい人はDxOMarkが公開するスコアだけではなく公開された写真の情報を利用してそのスマートフォンのカメラ性能が優れているか精査するため、それが出来なくなってしまうこのDxOMarkによる様々な情報の削除は正しい行動と言えるでしょうか。

 

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