Qualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載したMeizu 17にTWRPが非公式に公開され、その公開したTWRPをきっかけとしてAOSPベースのAndroid 10 ROMのMoKee 100.0 ROMの開発がスタートしていることが明らかになりました。MoKee ROMはオープンソースなカスタムROMで、中国企業が発表したスマートフォンの多くが対応しています。
MoKee 100.0 ROMの開発をスタートさせたのはMeizu 16sやMeizu 16s Pro、Meizu 16TやMeizu 16th Plusのサポートを行っているXiNGRZ氏で、公開した画像にはMeizu 17にテスト版のMoKee 100.0 ROMをインストールしている様子がTWRPのログからわかります。インストールしているzipファイルの名称がpackage.zipとなっているため、進捗としては初期段階だと思われます。
XiNGRZ氏は自身のGitHubにてMeizu 17とMeizuスマートフォン用Snapdragon 865 5Gのリポジトリーを作成しており、本格的な開発に舵を切っています。複数のMeizuスマートフォンのサポートを行っている人なので完成度に期待がかかります。更にXiNGRZ氏が開発しているMoKee 100.0 ROMはGSI ROMではなくカスタムROMとなっているため、Meizu 17のパンチホールによる表示領域の変化にも対応し、Meizu 17の仕様に合わせて調整が行われます。