iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max(日本市場向け価格一覧)が搭載しているApple A15 BionicのCPUの周波数が明らかになりました。AppleはSoCのCPUやGPUの周波数を公開しないため、ユーザーによる特定によって判明しています。
A15 BionicはiPhone 13 miniとiPhone 13向け、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Max向け、iPad mini(第6世代)向けの3種類存在(AnTuTu v9)していますが、CPUの周波数はiPad mini(第6世代)を除いて共通のため、今回判明した数値はiPhone 13シリーズのA15 Bionicとなります。
A15 BionicのCPUは2つの高性能コア(Avalanche)と4つの高効率コア(Blizzard)を搭載し、通常利用時は3240MHz+2016MHz、低電力モード時は1380MHz+2016MHzと判明しました。
A14 Bionicは2998MHz+1823MHz、A13 Bionicは2666MHz+1728MHzとなっているため、全体的に周波数が向上しています。特に高効率コアは2.0GHzを超えました。
ちなみに、A14 Bionicの高性能コアはFirestormで高性能コアはIcestorm、A13 BionicはLightningとThunderの名前がついています。
3.0GHzを超える高周波数となっているため発熱が心配されますが、今のところそのような報告は聞こえてこないため、Appleが開発・提供しているiOSによる最適化、本体の散熱システムが優れていると考えています。