MEIZUのCEOの黄章(Jack Wong)氏がQualcomm中国のインタビューを受け、様々な回答を行っています。その様子をQualcommが微博に公開していますのでご紹介いたします。
Qualcommは供給相手企業の昨年の業績を見直し、将来の計画を建てるために携帯電話企業との一対一のインタビュー実施しているようです。MEIZUの他にもXiaomiが出資していることで知られているBlackSharkやデュアルディスプレイスマートフォンのリリースしたnubiaとインタビューを行っています。
CEOの黄章(Jack Wong)氏は2018年の総括として「2018年はスマートフォンにとって比較的成熟した年ですが、製品を中心とした優れた携帯電話は依然として非常に人気があることがわかりました」と語っています。
Qualcommは「2018年が過ぎ、MEIZUがみんなと最も共有したいことはなんですか。」と質問した所、CEOは「業界の製品が成熟している場合、それはマーケティングによって支配されますが。2018年はスマートフォンにとって比較的成熟した年ですが、製品を中心とした優れた携帯電話は依然として非常に人気があることがわかりました。」と応えました。
「Meizu 16thは“非常に安定している”や“本当の旗艦スマホ”であるという意見が多くあります。絶妙な職人技とユニークのデザインの持続性に加えて、他のどのような用意員がMeizu 16thの成功の鍵となったのでしょうか」という問いに対し、「Snapdragon 845を採用したMeizu 16thはノッチレスデザインを採用し、ユーザーエクスペリエンスにこだわり、フルディスプレイスマートフォンの中ではユニークであったことが成功の鍵です。」と回答しています。
この他AIに関する質問では「今のAIはただのビッグデータ統計であり、様々なシナリオやニーズに応じて最も必要なもしくは正しい結果をユーザーに推奨しています。現時点ではAIはほんの始まりに過ぎず、大きな可能性を秘め将来の見通しも素晴らしいですが、現在のAIに関する情報は誇大広告です。」と回答し、次世代通信規格5Gに関する質問は「2019年は5G試験運用の始まりで、2020年に普及するでしょう。MEIZUもQualcommと密接に連携し、積極的に5Gの建設を展開します」と回答しています。
2019年の目標として「5GとIoHT(Internet of Health Things)を展開し、製品の優位性を維持しながら専門店やマーケティングに投資を行っていく」と話しています。IoHT分野への挑戦は初耳で、IoHTは文字通り健康に関する分野です。
IoHTはIoTよりも活性化すると見られており、ネットワークに接続されたIoHT機器から発せられる体温や心拍数、脳波、糖尿病の状態などの様々なデータを取得し、医療機関や企業が個人に最適化された治療や健康改善策を提示することが可能で、診断、症状改善、健康促進などを実施が円滑に行えることが期待されています。MEIZUが特にどの分野でIoHTに関わっていくのか不明ですが、スマートフォンだけでは企業を成り立たせるのは難しくなっているので何とか頑張って欲しいと思っています。