Apple A12X BionicがGeekbenchに出現。全てを過去にするSoCの誕生

Appleが10月30日(米国時間)に発表した新型iPadのiPad Pro 12.9インチ(第3世代)に搭載されているApple A12X BionicがGeekbenchに姿を現しました。

 

Appleが新型iPadに搭載したApple A12X BionicはAppleの自社製SoCとしてはCPUに初めてオクタコア構成(4+4)を採用、GPUはヘプタコア(7コア)構成を採用したモンスター級のSoCとなっています。更に現在最小プロセスとなっている7nm製造プロセスを採用し、トランジスターは100億も集積しています。

今回姿を現したiPad Proは12.9インチの内蔵ストレージ 1TBモデルと思われるiPad8,8(RAM 6GB)と通常のiPad8,3(RAM 4GB)です。iPad8,8は2回計測されており、1回目はシングルコア性能が5,030点でマルチコア性能が17,995点、2回目はシングルコア性能が5,020点でマルチコア性能が18,217点。iPad8.3はシングルコア性能が4,987点でマルチコア性能が17,928点となっています。

注目すべき点はCacheの量で、Apple A12X BionicはL1 (Instruction/Data) Cacheが128KB、L2 Cacheが8.00MBとなっています。この数値はPC向けCPUに匹敵しており、これほどまでの高いスコアが出たのも納得できます。

 

今回この数値を様々なSoC(CPU)と比較を行います。PC向けCPUについて全く詳しくないので数値だけ掲載することになりますがご了承ください。比較に使用したものはIntel Core i9-9900K、Intel Core i7-7700HQ、Intel Core i5-8305G、Apple A12 Bionic、Apple A10X Fusionとなっています。

Apple A12 Bionicのマルチコア性能が10,000点を超えたと大きくニュースにしましたし、なりましたがApple A12X Bionicはそれを過去にする性能を誇っています。タブレット向けに最適化していることを差し置いてもQualcommやSAMSUNG、HUAWEIでは太刀打ち出来ないのではないでしょうか。シングルコア性能でもPC向けCPUでも超えることが難しい5,000点を超えており、CPUとしては最高の性能を誇っています。

Apple A12X BionicはApple A10X Fusionからシングルコア性能が25%、マルチコア性能が89%も成長しています。Appleはシングルコア性能が35%、マルチコア性能が90%と発表しているのでシングルコア性能はそのような数値が出ませんでしたが圧倒的な成長が行われているのは間違いありません。

 

 

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