AnTuTuが中国市場における2021年7月に計測されたAndroid OS搭載製品のスコアランキングを公開しました。ランキング掲載条件は1000回以上の計測、複数の容量が存在する場合は一番スコアが高いモデルを参照しています。
フラッグシップ製品(企業がどの位置づけで発表しているかが基準)のランキングは1位がBlackShark 4 Proで854,439点、2位がnubia RedMagic 6 Proで831,163点、3位がOnePlus 9 Proで822,338点となりました。
1位のBlackShark 4 Proは内蔵ストレージにUFS 3.1+SSDのRAID構成を採用しており、UFS 3.1のみを採用している競合他社製品よりもMEM性能が高くなりました。また、ゲーミングスマートフォンとして開発されているので高い散熱システムを備え、CPU性能やGPU性能でも高い性能を発揮しています。
ミドルレンジ製品はSnapdragon 780G 5Gを搭載したXiaomi Mi 11 青春版で531,960点、2位はSnapdragon 778G 5Gを搭載したHONOR 50 Proで507,095点、3位は同じくSnapdragon 778G 5Gを搭載したHONOR 50で500,637点となりました。
Xiaomi Mi 11 青春版はAnTuTu Benchmark v9では高い性能を発揮していますが、原神や王者栄耀などのゲーム利用時に極端に安定性が落ちる不具合がいくつか報告されており、評価の難しい製品となっています。