ロシア市場向けにMeizu X8を発表したとMEIZUのロシア向け公式サイトmymeizu.ruが伝えました。Meizu X8は中国でもMeizu X8(魅族 X8)として発表されている製品です。
Meizu X8はQualcomm Snapdragon 710を搭載したXiaomi Mi 8 SEの対抗モデルとして開発していることがCEOの黄章(Jack Wong)によって度々伝えられてきたスマートフォンです。同じSoCを搭載したMeizu 16 X(魅族 16 X)よりも低価格に仕上がっており、ミドルハイモデルながら低価格の意欲的な製品に仕上がっています。
この他、Meizu X8はMEIZUスマートフォンとして初めてCEOが忌避しているノッチデザインを採用しています。
ウェイボーユーザー(@石見-Zoro)によると中国モデルのMeizu X8の型番はM852Qだと伝えられているので、今回ロシア市場向けに発表されたMeizu X8の型番はグローバルモデルであることを表す“H”がついたM852Hになるはずです。EEC(欧州経済共同体)ではM852HはMeizu NoteXとして認証を通過していますが、Meizu X8として販売するようなので認証どおりに販売を行わないとなると法律違反などは大丈夫なのでしょうか。9月20日現在、EECには新たな認証が通過していませんので中国向けMeizu X8はロシア市場ではMeizu NoteXと販売しないといけないと考えています。
Meizu X8の主なスペックは、型番はM852Q、Android 8.1.0 OreoをベースとしたFlyme 7を搭載し、6.2インチのFHD+(2220×1080)のLCDディスプレイ、SoCはQualcomm Snapdragon 710 Mobile Platform、GPUはQualcomm Adeno 616、容量は4GB+64GB/6GB+128GBの2モデル展開、外部ストレージに非対応、リアカメラは1200万画素と500万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは2000万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は3210mAhとなっています。カラー展開はブラック/ホワイト/ブルーの3色です。
価格や販売開始日は後日発表するようで、中国では4GB+64GBモデルが1598元(約26,000円)、6GB+128GBモデルが1998元(約33,000円)で、販売開始日は11月1日となっています。