1月10日の北京で行われたメディア向けの発表会で2016年の販売台数が2200万台であることを副総裁の李楠 氏が発表しました。
2015年が2000万台でしたので10%の成長をしています。
資料には発貨量(出荷台数)ではなく、鎖量と書かれていますので、販売台数が正しいです。
2200万台の内、2000万台は中国国内、200万台は海外ということも発表しています。
海外で売れるようになってきていますが、ブートローダーアンロックが出来ないということもあってかカスタムROMの開発が全く行われておらず、海外を意識するのであれば公式の方法で用意にアンロック出来るようになれば、また売上が変わるのではないかと考えています。
Flymeアカウントの数が5000万を超えたことが判明しました。
このアカウントは複数アカウントを持つ利点があまりありませんので、意外と大きな数です。
2016年10月の中国移動のネットワークを使って1GB以上の通信をしたスマートフォンのランキングにAppleに次いで2位に入っています。
このランキングでは人気度は計れず、Wi-Fiのない家庭に住んでいるユーザーが主な層なのではないかということが考えられます。
9月12日に行われた魅友節では、魅族商城(Meizuの公式オンラインストア)に1100万PVがあり、1日の売上が4億元(66億8000万円)規模の旋風を巻き起こし、11月11日に天猫で行われた独身の日のセールでは110万台を売り上げ、6月18日に京東商城で行われたセールではMeizu m3 noteが単品での販売台数1位に輝くなどに実績がありました。
Meizuの認証を得た販売店が2300店を突破、Meizuのアクセサリーを販売しているオフラインショップが17000店を突破、オンラインショップが60000店を突破しました。
CEOの黄章 氏は2017年のスローガンを「踏踏实实做产品,老老实实做营销」の「着実に製品を作り、正しいマーケティングをする」としました。
2016年は明らかに数の多い14台も販売してしまうという、大きな失敗をしてしまいました。
2016年12月30日にQualcommと和解をし、Snapdragonの搭載したスマートフォンが販売されると期待しているユーザが多いことに対し、2017年Q4にQualcomm製SoCを搭載したスマートフォンを発表すると話しました。
SAMSUNG、MediaTek、Qualcommの3社からSoCを供給することが出来るようになった今、2017年のマーケティングを失敗する訳にはいきません。
「予定は未定で決定ではない」という言葉があるように、Qualcomm製のSoCを搭載したスマートフォンが発表されることは無きにしも非ずです。
さらに、発表会(演奏会)の回数を減らすことも発表し、1つ1つの製品に力を入れることが考えられます。
無理な発表サイクルをしてしまったせいか、毎週火曜日にアップデートが行われるという利点がなくなってしまいました。
2015年から成長をしていますが、目標であった2500万台には届いていません。
2017年のMeizuは身辺整理が終わったので、2016年と一味違うかもしれません。
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