MEIZU 20 PRO Lynk & Co Edition フォトツアー:「Flyme Auto」初搭載Lynk & Co 08とのコラボモデル

MEIZU 20 PRO Lynk & Co Edition フォトツアー:「Flyme Auto」初搭載Lynk & Co 08とのコラボモデル

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MEIZU 20 PRO Lynk & Co 08 Edition (魅族 20 PRO 領克 08 定制版)を購入したので、外観を撮影しただけの記事「フォトツアー」を開始します。一般的に「フォトツアー」は購入した製品のカメラで撮影したものを並べて評価することを意味すると思いますが、本サイトでは製品の外観を撮影したものをそう呼称しています。

 

このスペシャルモデルは中国企業のGeely Holding Group (吉利控股集団)と同社傘下のVolvo Car Corporation (ボルボ・カー・コーポレーション)が設立した合弁会社Lynk & Co (領克)の新型SUVとなるLynk & Co 08と、同社の関係会社のMeizu Technology (魅族科技)の新製品MEIZU 20 PROをコラボしたものです。

 

(参考)
・浙江吉利控股集団 - Wikipediaボルボ・カーズ - WikipediaLynk & Co - Wikipedia

 


 

通常のMEIZU 20 PROは黒色に近い灰色の箱を採用していますが、このスペシャルエディションは特別に紫色になっています。この紫色の正式名称は「暮光紫」で、2023年9月に発表会を開催し、正式な販売開始と価格を明らかにしたLynk & Co 08に採用されているものです。

 

また、通常のMEIZU 20 PROの箱には「MEIZU 20 PRO .」と書かれていますが、このモデルは異なって「∞」のマークが描かれています (通常版のドットには重要な意味あり)。このマークの意味はMeizuとLynk & Coの繋がりを意味しており、Lynk & Co 08には車載システム「LYNK Flyme Auto」が搭載されています。

 

箱の側面には「LYNK & CO | MEIZU」と記載され、どちらかというとLynk & Coの方が力が強いようです。

 

箱を開けるとMEIZU 20 PRO本体が「薄いシート」の下にあり、輸送時の損傷を減らすような工夫が施され、さらにカメラ部分にはプラスチックのシールが貼られています。

 

本体上部には左側が赤外線通信に対応したセンサーで、右側がサブのマイクが配置されています。

 

私の淡い記憶の限りですが、赤外線通信に対応したのはMEIZU 20シリーズがはじめてなのではないかと思います。昨今では筐体のスペースを圧迫する理由で多くの企業が採用をやめていく方向で進んでいますが、何故か時代に逆行して突如採用し始めました。

 

下部は左からスピーカー、USB Type-Cポート、SIMトレイが配置されています。SIMトレイは面白いことに赤色のゴムではなく、青色のゴムになっています。

 

今まではないがしろにしてきたIP規格ですが、MEIZU 20 PROは通常版と今回の特別版ともに防塵・防水IP54に対応しています。しかし、サムスン電子の最新製品Galaxy S23 UltraはIP6Xの防塵性能とIPX5/IPX8の防水性能を有しているため、MEIZU 20 PROは過度な信頼はできません。

 

背面のカメラは上から5000万画素 (ポートレート / ズーム)+5000万画素 (メイン / 広角)+5000万画素 (超広角 / マクロ)で、最下部はリングフラッシュが配置されています。

 

リングフラッシュ自体はMotorolaのMoto X (2nd Gen)やNexus 6で採用されていたものなので特段めずらしいものではありませんが、この時代まで大切にしてきたのはMeizuと表現してもいいかもしれません。

 

そして、カメラが配置されている方は鏡面加工になっており、Lynk & Co 08の文字をひとつひとつばらばらにしてアーティスティックに配置しています。この画像ではかっこよさが今ひとつかもしれませんが、実際に手に取ると見続けてしまいます。

 

ちなみに、カメラ側にはボリュームボタンと電源ボタンが配置されています。音量下と電源ボタンを同時に押すとスクリーンショットが撮影出来るため、片手で撮影できなくはないです。

 

背面の右下には箱の側面に書かれていた「LINK & CO | MEIZU」ロゴがあり、MEIZU 20 PROですが、Lynk & CoとMeizuの共同の製品となっています。

 

この「LINK & CO | MEIZU」ロゴはくぼんでおり、出っ張っているエンボス加工の逆となるデボス加工が施されています。

 

前面はパンチホールデザインを採用し、3200万画素のカメラを搭載しています。

 

この製品はFlyme 10を初期搭載していますが、このモデル限定の特別テーマがプリインストールされています。どういったところがLynk & Co 08らしさなのかわかっていませんが、クールかつビューティーに仕上がっていると感じます。

 

この他にMEIZU 20 PRO Lynk & Co Editionを購入すると非常に大きな箱が付属し、その箱の中には最大50WのPANDAER ワイヤレス充電器、抗菌仕様のMEIZU 20 PRO用オリジナルケースの他に、壁などに貼ることの出来るFlyme Autoロゴがありました。

 

今回のフォトツアーでMEIZU 20 PRO Lynk & Co Editionの良さを少しでも実感していただけたでしょうか。まだまだ届いたばかりでいろいろと検証をしていませんが、Lynk & Coとの結びつきを強くしていくであろう未来を示す特別版を入手できたのは非常にうれしいです。

 

MEIZU 20 PRO Lynk & Co Editionは12GB+512GBモデルのみで、価格は5288元 (約103,000円)に設定されています。一応Pro版とコラボしているので価格に納得ができますが、一般的に考えると高い価格設定です。

 

現在は京東 (JD.com)で購入可能で入手難度がやや高いですが、中国の自動車や自動車全般が好きなのであれば購入する価値はあるように感じます。しかし、数量限定の限定販売ではないため「希少性」はそこまで高くない点には注意が必要です。