2023年3月30日の発表を予定しているMeizu 20とMeizu 20 ProがGeekbenchに登場しました。両製品はGeely傘下のXingjiに買収された後の最初の製品で、約1年6か月ぶりの新製品となる予定です。
Meizu 20とMeizu 20 Proの両製品はGeekbench 6に登場し、Geekbench 6はIntel Core i7-12700が発揮する性能を2500点とし、同CPUの倍の時間の計測であれば1250点、半分の計測時間であれば5000点という仕組みになっています。
Meizu 20の性能は、シングルコア性能が2016点、マルチコア性能が5718点、Meizu 20 Proの性能は、前者が2038点、後者が5719点となっています。Snapdragon 8 Gen 2の搭載が確定している製品なのでXiaomi 13 ProやOnePlus 11と比較すると、この性能はやや高い性能を発揮しています。
開発者コードを利用して詳しく見ると、両機種とも現時点で未発表のFlyme 10を搭載し、細かなバージョンとしてはMeizu 20がFlyme 10.0.1.0A、Meizu 20 ProがFlyme 10.0.2.0Aとなっています。更に、少なくともMeizu 20とMeizu 20 ProのFlyme 10はAndroid 13をベースとしており、最新のAndroidが体験できるようになっています。
また、両製品のRAM容量は少なくとも12GBモデルを用意しており、Xiaomi 13 ProやiQOO 11 Proなどと競合する製品になることは間違いありません。ただ、製品は素晴らしかったとしても発表する企業の認知度には大きな違いがあるので、知らない人たちに本当に優れていることをアピールする努力は必要です。
近く発表されるMeizu 20とMeizu 20 Proは実質的にGeely傘下となったことで資金面に余裕が生まれているので、さまざまな部分で挑戦が出来たと感じています。そのため、本当の意欲的な製品として発表されるため、個人的には大きな注目をしています。両製品が素晴らしい製品になることを願っており、私も素晴らしい製品を多くの人々に知ってもらえるように努力したいと思います。