近く発表が予定されているMeizu 20とMeizu 20 Proと思われる型番が中国のMIITの認証を通過しました。両製品は創立20周年を記念した製品で、Meizu 18sシリーズ以来の製品となります。
認証を通過した型番はM381QとM391Qで、製品の名称はそれぞれMeizu 20、Meizu 20 Proとなる見込みです。型番には規則性があり、基本的には真ん中の数字の大きい方が製品として優れているので、今回の認証で通過したM391QがMeizu 20 Proと予想できます。
両製品の認証は同じように見えますが、M391QのみUWB(超広帯域無線通信)に対応しており、Proとしての優位性はあるようです。このUWBは紛失防止タグやスマートキーに使用される無線技術として知られ、これを採用した著名な製品や技術としてAppleのAirTag、BMWのBMWデジタル・キー・プラスがあります。
Meizuは昨年の7月、中国自動車大手のGeely傘下のXingjiに買収されたため、Meizu 20 ProのUWBはスマートキーとして役に立つと考えています。GeelyやGeelyの関連企業が展開する自動車のブランドはいくつかありますが、現時点ではGeelyとボルボの共同出資によって設立されたLynk & CoがMeizuと協力関係になると示唆されています。
Meizu 20とMeizu 20 ProはSnapdragon 8 Gen 2を搭載する旗艦製品で、Xiaomi 13 ProやOnePlus 11と競合する製品になります。この他のスペックとして、Android 13ベースのFlyme 10を搭載し、80Wの急速充電に対応するなど、さまざまな部分で最新の優れた製品になる予定です。