POCO C40が搭載したJLQ JR510がGeekbenchに登場、主要な仕様が判明

POCO C40が搭載したJLQ JR510がGeekbenchに登場、主要な仕様が判明

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POCO C40が搭載するJLQ JR510が全く聞き慣れない製品なのでGeekbenchで検索したところ、いくつかの仕様が判明したので共有します。

 

  • 高通(中国)控股有限公司(Qualcomm (China) Holding Co., Ltd)
  • 北京建广资产管理有限公司(Beijing Jianguang Asset Management Co. Ltd)
  • 联芯科技有限公司(Leadcore Technology Co. Ltd)
  • 北京智路资产管理有限公司(Wise Road Capital LTD)

JLQ JR510はJLQ Technology(瓴盛科技)が発表したSoCで、同企業はLeadcore Technology(聯芯科技)が複数の企業と設立した合弁会社です。同企業はQualcomm Chinaが関わっており、主に中国市場向けの製品の開発を目的としているようです。(POCO C40はベトナムで最初に発表)

 

Geekbenchの計測結果から、JR510の主な仕様は、CPUが4xCortex-A55 2.0GHz+4xCortex-A55 1.5GHz、GPUがMali-G52 MP1と判明しました。GPUのMali-G52はArmが2018年に発表したGPU IPなので、非常にとは言えませんが古いGPUを採用しています。

 

プロセス技術はSamsung 11nm FinFETで、同じ技術を採用した競合他社の製品としてSnapdragon 460やSnapdragon 662があり、これらの製品は2年前に採用されたのでやや古い技術と言えます。ハイエンド製品ではないので最先端である必要はありませんが、期待の新製品がやや古い技術を採用しているのは心象としては良くないかもしれません。

 

Geekbench 5.4.1での性能は、シングルコア性能が155点、マルチコア性能が705点で、エントリー製品の枠組みに収まっています。似た構成を採用したExynos 850(Samsung 8nm FinFET)は2.0GHz+2.0GHzですが、主な性能は184点と1,096点なので、プロセス技術の差はあるかもしれません。

 

初搭載機のPOCO C40の価格は3,490,000ベトナム・ドン(約20,000円)なので、性能を考慮するとやや高い印象を受けますが、個人的に非常に気になる製品なので入手できるタイミングがあれば購入したいと思います。

 

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