Samsungが「Galaxy専用AP」の開発に着手したと複数の韓国紙が報道しました。AppleのiPhoneが搭載するApple A製品にように他社に供給する予定のない専用APを開発し、確立したエコシステムの構築を目標としています。
5月16日に業界は、サムスン電子が2025年に生産予定のGalaxy製品に搭載する専用APの開発に着手したとの情報を得たようです。APはSnapdragon 8 Gen 1やDimensity 9000を意味する言葉で、処理速度や消費電力など搭載製品の性能を左右します。これまでに専用APが必要だという声がありましたが、本格的に開発に乗り出したのは今回が初めてです。
サムスン電子のスマートフォンやタブレットを担当するMX部門は、QualcommやMediaTek、サムスン電子内のDS部門が開発したAPを供給していました。最近、発熱を内緒で過度に対処するGOS問題を受けて、サムスン電子内部で専用APが必要だという声が大きくなり、高性能かつ消費電力の低い専用APが必要だと要求したようです。
専用APは2025年に発表予定の製品が搭載する予定で、Galaxy S25、Galaxy S25+、Galaxy S25 Ultraが初搭載機として発表されるでしょう。それまでに発表されるGalaxy S23とGalaxy S24はQualcommが提供するSnapdragonに一本化するとの報道もあり、Exynosの開発を中止して本気の製品を作り上げる予定です。